中古車購入
更新日:2020.09.07 / 掲載日:2014.10.10
今度はセーフティモデルに買い替えよう!
だれだって事故は起こしたくない。そこで注目を集めるのが、近年急速にレベルアップし、話題となっている先進の安全装備。次の買い替えは、充実の安全装備、搭載モデルに注目しよう!
今やクルマが自動で止まる時代!
今後は普及が加速する自動ブレーキシステム
事故犠牲者はかつてに比べ減少。信号機の充実など道路作りにおける安全対策のほか、車両の安全装備の効果も大きい。
「ぶつからないクルマ!?」というコピーとともに登場し、いまではスバルを代表する装備になった「アイサイト」。最新車種では「アイサイト バージョン3」まで進化したこの装備がここまで注目を集めた理由は、「事故を未然に防ぐ能力」がきわめて高いからに他ならない。
「アイサイト バージョン2」や同「バージョン3」は一般的に「自動ブレーキ」や「追突回避/被害軽減ブレーキ」と呼ばれ、衝突が避けられないと判断するとクルマが勝手にブレーキを作動。状況によっては停止して衝突を防ぎ、完全に止まれなくても減速して追突のダメージを小さくしてくれる。人間はうっかりミスを起こしてしまう存在だが、それをフォローして事故を回避、被害を軽減してくれるというわけだ。
「ぶつからないクルマ!?」というキャッチフレーズはまさに言い得て妙。日本で普及の先駆けとなったのはスバルの「アイサイト」(完全停止できるようになったのは「バージョン2」から)だが、その後他社も同様の装備で追従したことで安全装備への関心の高まりは一気に急上昇。いまでは軽自動車にまで広がっているが、選ぶ際には低速域(時速30km程度)までしか対応しないタイプとより高い速度域でも作動するタイプがあることを知っておきたい。
今後のクルマ選びは、自動ブレーキなど安全装備が要チェックだ。
スバル レヴォーグ
レガシィツーリングワゴンの後継として今年の春に登場したモデル。ほぼ全車にアイサイトver.3を搭載する。
スバル レヴォーグ
SUBARUお客様センター
フリーダイアル:0120-052215
新車価格帯:
266.76万~356.4万円(全グレード)
ブームの火付け役スバルアイサイトに見る 進化した5つの安全
人気のアイサイトだが、じつはどんどん進化している。最新の「ver.3」ではカメラ性能の向上による自動ブレーキ機能の高度化やステアリングへの介入も組み込まれている。いうなれば、より自動運転に近づいたといってもいい。
1.ぶつからない
1.ぶつからない
衝突しそうになると自動的にブレーキをかけて減速/停止。最新のver.3では、相対速度50km/h程度まで衝突回避可能だ。
2.はみださない
2.はみださない
カメラが車線を認識し、車線の中央を走るようにステアリングをアシスト。車線からはみ出しそうになるとドライバーへ警告。
3.ついていく
3.ついていく
自分の前を走行するクルマにあわせてアクセルやブレーキを踏まずに車速を自動制御。一定の車間を空けて後ろをついていく。
4.飛び出さない
4.飛び出さない
タイヤの輪留めなどを乗り越えないようにエンジンを制御。アクセルとブレーキの踏み間違いなど駐車場での暴走を防ぐ。
5.注意してくれる
5.注意してくれる
前のクルマに近づくと、自動ブレーキが作動する前に接近を警告。注意を促しわき見や不注意による事故を防止してくれる。
知っておきたい!! 先進の安全技術と注目のセーフティモデル
前頁ではスバル・レヴォーグをサンプルに最新安全装備である「自動ブレーキ」をチェックしたが、ここでは各車に広がる安全装備をみていこう。安全装備は車両が新しくなるほど充実する傾向だ。事故を未然に防ぐシステムと、事故が起きた際のダメージを軽減するシステム、そして運転をサポートするシステムに分けられている。
ホンダ N-WGN
ホンダ N-WGN
ホンダ・お客様相談センター
フリーダイアル:0120-112010
新車価格帯:
116.3314万~167.6571万円(全グレード)
軽ナンバーワンの安全総合評価の実力
ホンダのハイトワゴンである「Nワゴン」は、軽自動車最高の安全性能といえる。軽自動車としてはじめて衝突性能試験の「新・安全性能総合評価(JNCAP)」で最上級となる5つ星を獲得。横滑り防止装置を全車に備え、軽自動車としてはじめて衝突時に胸にかかる負荷を減らすシートベルトを後席にも採用するなど、安全装備が充実。
衝突の際に衝撃を上手に吸収し、乗員へのダメージを低減する車体構造。接触した歩行者の保護にも配慮している。
自動ブレーキ(低速域用)に加え、エアバッグは運転席と助手席のほか前席サイドやサイドカーテンも設定。
トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアー
トヨタ自動車・お客様相談センター
フリーコール:0080-700-7700
新車価格帯:
279.7714万~459.7714万円(全グレード)
運転をサポートするSUV
「レーンデパーチャーアラート」はウインカーを使わずに車線をはみ出そうとすると、ハンドルを制御して防止。ナビには車両周囲の移動物を検知する機能も。
マツダ アクセラ
マツダ アクセラ
マツダコールセンター
フリーダイアル:0120-386-919
新車価格帯:
176.04万~306.72万円(全グレード)
全方向に気を配りドライバーをサポート
高速域にも対応する自動ブレーキを上級グレードに備えるほか、死角となりがちな斜め後方に接近する車両をレーダーで捉えてドライバーに存在を知らせる「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」や前方に障害物がある際にアクセルが踏み込まれると出力を抑えて急発進を抑制する安全の仕掛けを設定。
レーダーを使った運転支援として、前を走る車両と一定の車間を空けて速度を自動調整する「レーダークルーズコントロール」も採用。
日産 エクストレイル
日産 エクストレイル
日産・お客様相談室
フリーダイアル:0120-315-232
新車価格帯:
231.336万~267.192万円(全グレード)
歩行者も検知する自動ブレーキを用意
車両だけではなく自転車や歩行者も認識して、接触の可能性が高まると自動的にブレーキを作動するシステムを主要グレードに装着可能だ。低速時は、衝突の可能性が高まるとバックでも自動的にブレーキをかける機能で事故を防ぐほか、エンジン回転数を制御してペダル踏み間違いによる衝突も防止する。
車両を上から見下ろすような画像も、車両の周囲確認がしやすい。移動物を検知すると注意喚起する。
お得なセーフティパッケージ
クルマによっては、安全システムセットオプションで用意されていることもある。安全を考えて装着しておきたい。
先進の安全技術を知る
事故を未然に防止する
事故を起こさないように運転操作をしっかりサポート!
障害物検知ブレーキアシスト
障害物検知ブレーキアシスト
前方を監視し、衝突の可能性が高まるとブレーキを作動させ減速する。状況によっては完全に停止し衝突を回避する。
ブラインドスポットアシスト
ブラインドスポットアシスト
死角となりやすい、斜め後方の車両の存在を検知。ドライバーに伝えることで車線変更における接触を防止する。
車両安定制御システム
車両安定制御システム
エンジンやブレーキを制御し車体がコントロールを失うのを防ぐ。急ブレーキなど万が一の際にもスリップしにくい。
坂道発進アシスト
坂道発進アシスト
坂道発進の際にブレーキペダルを離してもブレーキが効いたままとなり、車両が後方へズリ落ちるのを抑えてくれる。
AT誤発進制御
AT誤発進制御
アクセルとブレーキの踏み間違えなどによる急発進を抑制。急にアクセルを踏み込んだ際などに、エンジン出力を絞る。
ドライバーの負担を軽減する
運転操作をアシストしてドライバーの負担を軽減。安全運転にも役立つ!
レーダークルーズコントロール
レーダークルーズコントロール
レーダーなどを使って前方の状況を把握し、一定の車間を空けて速度を自動調整。接近を防ぐから追突防止にも役立つ。
レーンキーピングアシスト
レーンキーピングアシスト
車線から逸脱しそうになるとハンドルを制御して車線内に戻すほか、車線内を走るようにハンドルの自動操作もおこなう。
パーキングアシスト
パーキングアシスト
車庫入れ時のステアリング操作を自動化。センサーを使い、人間が車庫入れするよりも狭い場所に駐車できる場合もある。
ヘッドランプ自動制御
ヘッドランプ自動制御
状況に応じてハイビームとロービームを自動で切り替え。照らす範囲まで自動調整する機構を用意するモデルもある。
事故のダメージを軽減する
衝突の際に乗員を守る機構。歩行者の衝撃を防ぐ仕掛けも
安全ボディ
安全ボディ
事故の際に車両前後で衝突エネルギーをしっかりと吸収し、居住スペースは強固に作ることで乗員を保護する。
歩行者傷害軽減ボディ
歩行者傷害軽減ボディ
歩行者に接触した際でも、車体が上手に変形することで歩行者の傷害を軽減。瞬時にボンネットが浮くクルマもある。
SRSエアバッグ
SRSエアバッグ
衝撃を受けると袋が瞬時に展開。風船のように乗員を包み、ゆっくりとしぼむことで身体へのダメージを低減してくれる。
プリテンショナー&ロードリミッター機構
プリテンショナー&ロードリミッター機構
衝突の瞬間にベルトを巻き上げ身体を拘束した後、徐々に緩めて過度の負担が加わらないようにする乗員保護システム。
むち打ち傷害軽減シート
むち打ち傷害軽減シート
後方からの衝撃を受けた際に、頭部をしっかりと支えることで頸椎捻挫(むち打ち)を防いでくれる構造を持つ。
ガチンコのテストだからわかる! 本当に安全なクルマは?
安全装備がたくさん付いているからといって、実際の事故の際に安全とはかぎらない。そこで衝突時における安全性の目安となるのが、第三者機関がおこなう衝突安全試験だ。ここでは厳正な試験結果に基づいた最新の安全な車種ランキングをみていこう!
だれがテストするの?
自動車事故対策機構(NASVA)という独立行政法人が試験を担当。ルールを統一しメーカーが介入しない衝突試験なので、結果は公正中立なものとして受け取ることができる。結果が横並び比較できるのでクルマ選びの目安としても有効だ。
試験結果は公式ウェブサイト上で確認できる。車名検索もできるので、購入を検討している車両について成績を確認してみるのもいいだろう。
乗員保護性能を横並びで比較する
自動車メーカーは常に安全性能を高める努力をしているのだが、やはりすべての車種が同じ安全性能というわけではない。そこでクルマを選ぶ際に参考となるのが、独立行政法人として多くの車両で衝突実験をおこない、横ならび比較して発表している自動車事故対策機構のデータだ。
最新の基準は「新・安全性能総合評価」と呼ばれ、衝突時の乗員保護性能と歩行者保護性能を数値化。示しているのは、実際に事故が起きたときに乗員へ衝撃を伝えず乗員を守る能力と歩行者のダメージを低減する性能。総合評価にはシートベルト着用警告装置の有無も加味されているが、衝突を未然に回避する技術や車両特性などは含まれていないので注意したい(ブレーキテストをおこない結果公表しているが「新・安全性能総合評価(JNCAP)」の判定項目には含まれていない)。
この試験はフルラップ(時速55km)、オフセット(時速64km)、側面(時速55km)など試験時の条件は各車とも共通だが、実際の事故はその条件どおりに起こるわけではない。とはいえ、事故の際の安全性の目安にはなるものだ。
衝突試験は厳密な基準に則って実施。写真のように前部のつぶれ方が激しいのは、しっかりと衝撃を吸収している証と考えていい。前がつぶれつつ、居住空間の損傷が少ないのが理想だ。
JNCAPの高得点モデル
ここでは最新のJNCAP(ジェイ・エヌキャップ)で好成績を収めている車両を紹介。国産は主要車種の試験をしているが、輸入車は一部モデルだけの実施となる。
評価基準
いくつかのテストをおこない、その結果を判定して点数化。その合計点が総合得点となる。
フルラップ前面衝突試験
オフセット前面衝突試験
側面衝突試験
歩行者保護性能試験
後面衝突頚部保護性能試験
ブレーキ性能試験
「フルラップ」と「オフセット」の違いは、前者が壁にぶつかるのを想定してクルマの前面全体に衝突させるのに対し、後者は対向車との事故を想定して前面の一部分だけに台車をぶつけて試験をおこなう。ブレーキ性能試験は、総合評価項目ではないが結果が公表されている。
トヨタ クラウン
★★★★★ 189.7点
トヨタ クラウン
乗員保護性能91.0点、歩行者保護性能92.74点、そして6.0点のシートベルト着用警報装置評価とすべての項目において評価が高く、総合点が全モデルのなかで最高を記録したクラウン。オフセット衝突における後席の評価が高かったことも注目だ。
三菱 アウトランダー(PHEV)
★★★★★ 184.6点
三菱 アウトランダー(PHEV)
非常に高い点数を収めているのが三菱 アウトランダーとアウトランダーPHEV。両車とも試験をおこなっているが、同じ点数を獲得している。93.17点と極めて高い評価を得た乗員保護性能の高さが、総合評価の得点を引き上げた。
マツダ CX-5
★★★★★ 184.3点
マツダ CX-5
SUVのCX-5もアテンザ同様に「スカイアクティブボディ」が高い性能を発揮し、乗員保護性能91.6点をマーク。さらに歩行者保護性能も88.74点と優れた評価を得ている。
マツダ アテンザ
★★★★★ 183.2点
マツダ アテンザ
「スカイアクティブボディ」と呼ぶ、概念や基本骨格を従来とは変えた車体構造が衝撃緩和性能向上を後押しし、好成績を獲得。93.05点という乗員保護性能の高さが高い評価につながった。
スバル レガシィ(H24)
★★★★★ 182.9点
スバル レガシィ(H24)
スバルも衝突テストにおける結果のよさに定評のあるメーカー。BR9型レガシィツーリングワゴンは、2009年の発売ながら今なお上位にランクインされる安全性能の高さが自慢だ。
スバル インプレッサ(SCA)
★★★★★ 181.8点
スバル インプレッサ(SCA)
「SCA」とはサイドカーテンエアバッグのこと。同装備を装着した車両によるテスト結果で、この得点となる。
レクサス CT200h
★★★★★ 179.6点
レクサス CT200h
コンパクトカーといえどもレクサスのモデルはエアバッグなど衝突時に乗員を守る安全装備が充実している。
ホンダ アコードハイブリッド
★★★★★ 178.9点
ホンダ アコードハイブリッド
乗員保護性能は94.48点というテスト車両中最高の得点をマーク。最高レベルの安全性能を備えたセダンと言える。
ホンダ N-WGN
★★★★★ 178.8点
ホンダ N-WGN
軽自動車では最高ランクの安全性能を獲得。軽では珍しく側面エアバッグを備えていることも高判定の一因だ。
トヨタ カローラ フィールダー
★★★★★ 178.4点
トヨタ カローラ フィールダー
1500cc以下のステーションワゴンではランキングトップ。乗員保護性能評価は92.59点、歩行者保護性能は84.27点だ。
ホンダ フィット
★★★★★ 178.0点
ホンダ フィット
衝突試験では不利となる小さな車体にもかかわらず、乗員保護性能評価は92.59点と高ポイントをマークしている。
ホンダ CR-V
★★★★★ 176.7点
ホンダ CR-V
高い乗員保護性能が総合点を引き上げてランキング上位に食い込んだ。側面衝突試験の判定も良好だ。
フォルクスワーゲン ゴルフ
★★★★★ 176.7点
フォルクスワーゲン ゴルフ
輸入車でのテストサンプルは少ないが、日本で最も売れているゴルフは試験がおこなわれ、高い評価を受けている。
スバル インプレッサ
★★★★★ 174.2点
スバル インプレッサ
側面エアバッグなしの車両でも高い総合点を獲得しているのは快挙。高剛性でしっかりと衝撃を吸収する車体を証明した。
日産 エルグランド
★★★★★ 173.1点
日産 エルグランド
90.42点と高い乗員保護性能が決め手となり、高い総合評価点をマーク。残念ながら現行競合車の試験の結果はない。
トヨタ プリウスα
★★★★★ 173.1点
トヨタ プリウスα
乗員保護性能87.74点、歩行者保護性能81.39点を獲得している。ハイブリッドカーでも安全性に抜かりはない。
日産 リーフ
★★★★ 169.8点
日産 リーフ
電気自動車リーフの評価も高い。試験結果を見ると、フルラップ全面衝突試験では運転席/助手席とも高水準だ。
テストは公平?
テストは公平?
もちろん公平だ。実施はメーカーから独立した団体。被験車もメーカーからの提供ではなく在庫から購入し、徹底した試験環境の統一を図る。
中古車でもこんなに選べる!今こそ!お得で安心なクルマガイド
安全装備が充実しているのは新車・・・だけではない。
最先端のテクノロジーとはいかないまでも、従来に比べれば安全装備が充実した中古車だって見つけることができるのだ。
CHECK POINT
1.ライフスタイルに合っているか
2.ハイテクである必要はない
3.グレード、年式に注意する
スバル フォレスター(先代)
スバル フォレスター(先代)
CHECK:サイド/カーテンエアバッグ
中古車参考価格帯:90万~250万円
(平成19年~24年、全グレード)
オールラウンダーの頼もしきSUV
スバル レガシィ ツーリングワゴン(先代)
スバル レガシィ ツーリングワゴン(先代)
CHECK:アイサイト
中古車参考価格帯:16万~248万円
(平成15年~21年、全グレード)
オールラウンダーが誇る安全性
広い荷室に高い走行性能を兼ね備えたモデルとして、高い人気を誇るステーションワゴン。先代にあたるレガシィツーリングワゴンには、後期モデルから「アイサイト」を採用。完全停止まではできないが、追突が迫ると減速して被害を軽減する。
トヨタ エスティマハイブリッド(先代)
トヨタ エスティマハイブリッド(先代)
CHECK:VDIM
中古車参考価格帯:80万~420万円
(平成18年~26年、全グレード)
燃費だけじゃなく安全性にも注目
現行モデルは2006年6月の登場とずいぶんと経っているが、電子制御で車両の挙動が乱れるのを防ぐ「VDIM」や、衝突の可能性が高まるとブレーキを掛けるプリクラッシュセーフティシステム(停止まではしない)をすでに設定している。
トヨタ マークX ジオ
トヨタ マークX ジオ
CHECK:S-VSC
中古車参考価格帯:50万~280万円
(平成19年~25年、全グレード)
車両安定制御はステアリング補正も
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOX
CHECK:VSA
中古車参考価格帯:70万~180万円
(平成23年~、全グレード)
軽自動車初のVSA全車標準装備
「VSA」とは車両安定制御システムのホンダでの呼び名。N-BOXはほかの軽自動車に先駆けてそのシステムを全車に標準装備したことからもわかるように、安全意識の高いモデルといえる。広い室内も人気の理由だ。
ホンダ レジェンド
ホンダ レジェンド
CHECK:HiDS
中古車参考価格帯:40万~400万円
(平成16年~24年、全グレード)
4WDシステムも操縦性を高める
左右輪の駆動力を変化させてハンドリング性能を高める4WDシステムも自慢の大型セダン。プリクラッシュセーフティ(停止まではしない)とレーザークルーズコントロールを組み合わせたHiDSも採用。
マツダ デミオ
マツダ デミオ
CHECK:DSC
中古車参考価格帯:30万~150万円
(平成23年~、全グレード)
車両安定制御のシステムを採用
「DSC」と呼ぶ車両安定制御システムを「13C-SKYACTIV」などに標準装備。新型デミオの登場により中古車価格や落ち着き、先代は一段とお買い得感が高まりつつある。サイドカーテンエアバッグも設定。
日産 ノート
日産 ノート
CHECK:マルチセンシングシステム
中古車参考価格帯:75万~150万円
(平成24年~、全グレード)
日常の安全もしっかりフォロー
「アラウンドビューモニター」と呼ぶ、俯瞰画像で車両周囲が見渡せるカメラ映像を設定。車庫入れなどの安全確認に役立つ。昨年12月発売の最新モデルでは、自動ブレーキも新たに搭載されている。
ダイハツ ムーヴ
ダイハツ ムーヴ
CHECK:スマートアシスト
中古車参考価格帯:45万~160万円
(平成23年~、全グレード)
軽自動車ではじめて自動ブレーキを採用
追突回避/被害軽減ブレーキ(ダイハツ名「スマートアシスト」)を軽自動車としてはじめて採用したのがトピック。比較的手ごろな価格で、先進の安全デバイス装着車を手に入れることができる。
スズキ スペーシア
スズキ スペーシア
CHECK:レーダーブレーキアシスト
中古車参考価格帯:75万~180万円
(平成25年~、全グレード)
ぶつかりそうになると自動でブレーキ作動
主要グレードで、「レーダーブレーキサポート」と呼ぶ低速域での自動ブレーキ機能の選択が可能。驚くほど広い室内、豊富な収納スペース、そして後席ドアブラインドなど快適装備も充実した軽自動車だ。
CONCLUSION まとめ
低燃費もいいけどやっぱり安全性
クルマの周囲がしっかり見えることも安全の第一歩。周囲を見渡すカメラシステムも、事故を防ぐ立派な安全装備といえる。
低燃費もいいけどやっぱり安全性
燃費が大きな注目を集めている昨今のクルマ選びだけど、じつは安全についても関心が高まりつつある。
たしかに、安全性はガソリン代と違って日々のカーライフで実感することはない。しかし、事故はだれだって嫌だ。事故を遠ざけ、万が一事故を起こしてしまっても安全を守る性能は「保険」と考えてしっかり吟味することがこれからのクルマ選びではますます重要になるだろう。
そしてこれから、安全技術はさらに高まり、より安全なクルマが生まれてくるのは想像に難くない。しかし、忘れてはならないのはドライバー自身も事故を起こさないように気を引き締めないといけないこと。そのうえで安全装備をそろえておけば、安全性は飛躍的に高まるのだ。
※すべての価格は参考価格です
※中古車台数、中古車参考価格帯は、Goo-net 2014年9月調べ