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エディターズピックアップ [2014.04.18 UP]
中古車店を知るとっておきのコツ20

中古車購入を成功させる秘訣は、店選びにあり。他の買い物でも言えることだが、特に中古車購入において、店選びの重要度は高い。理由としては、まず高価だということ、様々な手続きが必要となること、そして物件の個体差が大きいことなどがある。そこで今回は、購入成功のための最大のファクターとなる中古車店を大フィーチャー。その成り立ちや実用テクニックなどを紹介していこう。

序文 中古車のプロが提言
「クルマを見るな店を見ろ!」

もはや奥義というか基本いい店を選べば失敗なし
私は、さも奥義であるかのように、「中古車選びはクルマ選びではなく店(人)選びだ!」と繰り返し述べているが、実はそれは奥義でもなんでもなく、実際に中古車店に足を運んだ人ならば、誰もが体で感じるに違いない事実だ。
クルマは良さそうでも、店が過度に汚いとか、スタッフがパソコンでエロサイトを見ているとか(笑)、そういう店で、クルマという大きな買い物をしようと思う人はいないはずだ・・・と言いつつ、実際には結構いるから、その店のビジネスが成立しているわけで、実に気をつけたいものである。
中古車は1台1台すべて違う。同じクルマは1台もない。その中でどのクルマを選んで買い付け、それにどのような整備を施して、どんな値付けで売るか。それはすべて店が決める。クルマの状態は、100%店次第なわけだ。それなら、クルマを見るよりも店を見て判断した方が、手っ取り早いし正確だ。
なにしろ、我々が吟味したことのある中古車など限られている。が、人は誰しも人生を生きていれば、数千、数万の人々と接し、そこから多くのことを学んでいるはずだから。

自動車ライター 清水草一


自動車ライター 清水草一
PROFILE

齢50を超えたベテラン自動車ライター。中古フェラーリをこよなく愛する一方で、軽からスポーツモデルまで、洋邦問わずあらゆるクルマに通じている。

清水草一が中古車を買った時 中古車店はこうだった!

20年ほど前にシビックSiRを買った時、私は国産中古車の初心者を自覚し、ディーラーの中古車センターへ向かった。さすがディーラー系、すべてがしっかりしていて安心感は抜群だった。その後国産中古車に関しては、知り合いの中古車業者や個人から購入するパターンが続いている。一度信頼できる業者を見つけてしまえば、あとはその人にまかせてしまうのも手だ。業者はオークションに行けば、あらゆるクルマを落札できるわけだから。

トヨタ 初代プリウス
トヨタ 初代プリウス
中古車相場 20万〜64万円

3代目(現行型)プリウスの登場前にハイブリッドを学ぼうと、09年に購入。R32GT-Rのガンメタにオールペンするなどして楽しむ。

ダイハツ エッセ
ダイハツ エッセ
中古車相場 30万〜78万円

07年に45万円で手に入れる。当時の最廉価グレード(ECOグレード5速MT)で、「みかんちゃん」と名付け、日々の足として重宝した。

ホンダ 4代目シビック
ホンダ 4代目シビック
中古車相場 30万〜120万円

89年式4代目シビックSiRを95年に購入。走行会に出場するためフルチューンしたが、足まわりを固め過ぎて内蔵が痛くなることに。

まずはその仕組みから知っておく
中古車店のメカニズム

一度人が乗ったクルマを販売している中古車店。しかしそこには、「オークション」や「買取専門店」、「海外輸出」など、さまざまな要素が絡んでくる。ここではそういった中古車店の売買メカニズムについて紹介する。なにごとも、まず敵(ではないが)の内情を知らねば、勝利は得られないのだ!

コツ01 販売の構造

まず店側は売るための物件を入手しなくてはならないが、現在その入手先のほとんどは、「オートオークション」によるものだ。そして、その段階で細かな査定が入るため、粗悪な物件はなかなか市場に流通できない仕組みになっており、健全な市場構造が成り立っている。

仕入れ

オートオークション
オークション会場に実車を持ち込んで開催される現車オークションもあるが、現在は車両の映像と車両情報データで車両状態を判断する形式が主流。会員となっている中古車店が競り落とす形で、その店に合った良質な物件を入手する。

下取り
中古車を購入するユーザーがそれまで所有していたクルマを購入時に買取り、そのまま購入車の資金にあてる方法。下取りした店で販売されるパターンのほか、同店のカテゴリーに当てはまらない場合は、オークションへ流されることもある。

新車ディーラー
新車ディーラーが下取った物件は同社の車種である場合が多く、自社で整備して、そのまま自社ディーラー系の中古車店で販売されることが多い。ときにはオークションに出品される物件もあり、それらは一般の中古車店が入手する。

買取専門店
近年その業者数も増えつつある買取業者。買取られた車両は、オートオークションへ出品することになるが、近年は多くの買取り業者が独自の販売ネットワークを持っており、そちらの自社販売所で直売するパターンも多くなっている。

矢印

中古車店

古物業法に基づく古物商の許可証を持つ、販売のプロフェッショナル。オークションで落札した車両などを展示場で販売している。

古物業法に基づく古物商の許可証を持つ、販売のプロフェッショナル。オークションで落札した車両などを展示場で販売している。

矢印

販売

ユーザー
販売店を訪れ、車両を物色して購入する一般ユーザーたち。現在はあらゆる要望に応えられる特徴を持った専門店系中古車販売店も増えており、ユーザーのさまざまなニーズに応えている。

中古車店
下取り入庫した物件で、その店のジャンルに合わない場合などはオークションに出展される。そこで別の中古車店が落札して同店舗で販売されるわけだが、もちろん中古車店同士の売買もある。

海外輸出
輸出業者の仲介で、中古車が海外へ輸出されることもある。行き先は、日本製SUVが人気の中東や、商用車など廉価モデルのニーズがある東南アジア、右ハンドルのオーストラリアなどとなる。

ほとんどがオークション仕入れ!

ユーザーの好みに対応できる販売店!

ちょっと疑問!新車ディーラーとはどこが違うのか。
そのメーカーの車種しか見られない新車ディーラーに対し、中古車店では様々なメーカーの車種が見られるという利点がある。
そのメーカーの車種しか見られない新車ディーラーに対し、中古車店では様々なメーカーの車種が見られるという利点がある。

新車ディーラー以上のサービス店だってある
最近では中古車を売っている新車ディーラーもあるし、新車(主に並行輸入車など)を販売する中古車店も存在する。しかし、それぞれメインで販売しているのは、「新車」と「中古車」だ。製品として一定の品質を保つ新車に対して、中古車はそれぞれコンディションに個体差がある。中古車店では、これを各自で整備するなり、いいタマを見つけるなりして店頭で魅力的にプロデュースしている。このあたりは各店の腕の見せどころとなっていて面白い。
また、保証についても店舗や物件によってさまざま。新車ディーラーのように一定の保証は付かないものの、良コンディションの物件を探し出すという作業が、中古車購入の醍醐味でもあるのは言うまでもない。
接客方法に関しても、中古車店はさまざま。新車ディーラー以上のおもてなし店もあれば、放っておかれる店もある。そのあたりはユーザーの好みで選べばいいだろう。

自動車ライター・マリオ高野の役立つ!ためになる!
中古車店での成功・失敗談

COLUMN ワタシが聞いてきました
自動車ライター  マリオ高野
自動車ライター マリオ高野

中古車購入を実際に経験した一般ユーザーたちから聞いた中古車店にまつわる話をご紹介。成功談もあれば失敗談もありますが、先人たちのエピソードから中古車店のあり方や、中古車店との付き合い方を学ぼうではありませんか!

コツ02 リピーターが多い店は魅力があるということ

静岡県Tさんの成功談であります!
「田舎のほうにある店で、ネットで見た店構えも“小ぎれいだけど古い”という感じで微妙だな〜と思ったのですが、いちおう物件を見に行きました。日産フィガロを売ってる店がほかになかったので・・・。現地に行くと、たしかに建物はかなり古い。でも掃除が行き届いてて、店内のちょっとしたディスプレイからも社長さんの温かな人柄が伝わってきました。で、いろいろ話を聞くと、フィガロの良いところも悪いところもすべて具体的に教えてくれる。『この店は当たりかも・・・』と思いながら話をしてたんですが、その間も地元の人や前々からのお客さんがひんぱんに遊びに来る。要するに地域の人や顧客に愛されてるんですね。もちろん契約しました。そしてもちろん今も、故障知らずで走ってます」

店内のちょっとした部分にも人柄や経営姿勢は現れるものです。また「リピーターが多い」というのも重要なポイントですな!
雰囲気のいい店には多くのお客が集まる。さらに、遊びにきたお客同士でコミュニティができて、交遊範囲が広がることだってある。

雰囲気のいい店には多くのお客が集まる。さらに、遊びにきたお客同士でコミュニティができて、交遊範囲が広がることだってある。

コツ03 誠実な接客ができる店を選ぶべき

三重県Wさんの成功談です!
「そのお店に行ってみた第一印象は『すべてがとにかくキッチリしている』ということ。店内のディスプレイやプライスボードも、店員さんたちの身だしなみや動きも、です。車種はマツダ・ロードスターでしたが、値引きを打診してみても『これこれこういう理由でご対応できない』と明確に説明してくれました。これなら、値引きゼロでも十分納得です。後日ちょっとした問い合わせの電話を入れると、担当者はお休みだったのですが、代わりの人に内容がしっかり引き継がれていたため、スムーズに問い合わせできました。結局そこで買いましたが、もちろんロードスターの状態はその後も完璧で、大満足です」

“当たり前のことを当たり前にできる中古車屋さんか?”というのも重要なチェックポイントですね!
「自分の要望が通らない=ダメな店」ではない。店員と会話を交わして、疑問に思ったことや不明点を明瞭にしていこう。

「自分の要望が通らない=ダメな店」ではない。店員と会話を交わして、疑問に思ったことや不明点を明瞭にしていこう。

コツ04 諸費用は店舗によってさまざま

目先の利益に釣られやすい自分としても身につまされる、大阪府Yさんの実体験であります!
「なるべく安いミニバンを探していました。もちろん安い物件を狙うわけですから、多少のキズや過走行なんかは覚悟のうえです。で、ついに最安値に近い物件を府内の某店で見つけ、商談開始。諸費用を入れると思ったより高くなってしまいましたが、『まぁそんなモンかな』と思い契約しました。
しかし納車後、友人に見積書を見せると『この部分の販売店手数料、どうも二重に請求されてるっぽいし、そもそも全部の販売店手数料が普通のお店よりもかなり割高だよ』と。・・・だから総額は思ったよりも高かったのか!」

諸費用の詳細を本誌でしっかり学び、そして“総額”で安い・高いを判断すべきでしたね!
契約書には諸費用の内訳も記載されている。車両本体価格だけ見ず、諸費用をチェックすることで間違いは少なくなる。

契約書には諸費用の内訳も記載されている。車両本体価格だけ見ず、諸費用をチェックすることで間違いは少なくなる。

コツ05 契約内容は具体的に詳細まで詰めるべき

以下は埼玉県在住Sさんが語ってくれた失敗談であります。
「ネットの写真で見た店構えは今風のおしゃれな感じで、電話に出た店員さんの対応もフレンドリーだった某店に、アルファードを見に行きました。走行距離は多めでしたが外観も内装もまあまあキレイで、平均的な価格よりずいぶん安い物件でしたね。商談を進めると『消耗部品はすべて交換して納車する』ということでしたので、その場で契約しました。しかし納車後、ちょっとした整備のため地元の工場に持ち込んだところ、『お客さん、このクルマ替えなきゃいけない部品がたくさんあるけど、どうします?』と。どうやら“消耗部品はすべて交換する”というのはウソだったみたいで・・・」

冷静に考えて、中古車の消耗部品を“すべて”交換するのは事実上不可能です。その時点で「大風呂敷系」と判断すべきでした。また、“すべて”という曖昧な表現ではなく“具体性”を求めるべきでした!敬礼!
保証の範囲などは店によってさまざまだ。その内容をしっかり把握しておかないと購入後トラブルにもなりかねないので注意が必要。

保証の範囲などは店によってさまざまだ。その内容をしっかり把握しておかないと購入後トラブルにもなりかねないので注意が必要。

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※中古車市場データはGoo-net 3月調べ

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