車のエンタメ
更新日:2018.11.18 / 掲載日:2017.01.16
フォルクスワーゲンとの大切な想い出を、もういちど……。
長年、大事に乗ってきた愛車との別れは本当につらいもんです。つい「クルマに歴史あり」なんてことを考えてしまって、感傷に浸ってしまうこともあります。
名車と言われるモデルであるほど「長く乗り続けたい」と思わせてくれるもので、だからこそ、手放すときには身を切られるような思いをするのかもしれません。フォルクスワーゲン「ビートル」も、おそらく、いくつもの切ない別れのシーンが繰り広げられてきたモデルのひとつでしょう。
イギリスのフォルクスワーゲンが「あなたのたいせつなフォルクスワーゲンストーリーを教えてください」と訊ねると、多くの反応が寄せられます。そして、そのなかから、注目したのはバリーの物語。
数々の写真でバリーとビートルの想い出をなぞっていきます。バリーの人生はずっと、ゴールドのビートルとともにあったと言っても過言ではありませんでした。
このストーリーを完成させるのはかんたんなことではありませんでした。
きっちりとメンテナンスをして、レプリカを完成させます。さらに! 再会の瞬間のため、カナダからバリーの弟のキースを呼び寄せたんです。バリーに気づかれないようにサプライズ計画を進めるのは大変でしたが見事大成功。
人生をともにしてきた相棒との再会、バリーさんはほんとうに嬉しかったんでしょうね。これから再び、ゴールドのビートルと歩みはじめるんでしょう。数年後にまた、バリーさんとビートルに「どんな想い出ができた?」って訊きに行きたくなりますね。