車のエンタメ
更新日:2018.11.10 / 掲載日:2016.10.20
何やってんの!? 米俳優、パトリック・デンプシーの奇行の理由に思わず納得!?
どんな職業にも職業病のようなものはあるのですが、これはちょっとひどい!? という動画シリーズがポルシェのYoutube公式チャンネルで公開中です。
主役は、10月29日公開の映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』にも出演するアメリカの俳優で、レーシングドライバーとしてもWEC(世界耐久選手権)などで活躍中のパトリック・デンプシー。2015年には「デンプシー=プロトン・ポルシェ911 RSR」のオーナー兼ドライバーとしてWECにフル参戦。ル・マン24時間レースでクラス2位、富士6時間耐久レースでは初優勝を飾る実力派ドライバーでもあります。
まずはシリーズ1本目。
新作映画のイベントのため、ベルリンのホテルのエントランスに滑り込んできたポルシェ「718ボクスター」。
クルマを停めて運転席から降りるや否や、バレーパーキング係の青年をドライバーズシートに押し込みます。
シートベルトを装着させ、ドアを閉めて「Go! Go! Go!」と声をかけながら、ホテル内へと駆け込むデンプシー。
耐久レースでのドライバー交代のクセが出ちゃったんですね。
2本目はレストランでの1シーン。
レストランで会食中、ソムリエにシャンパンを見せられたデンプシー。目を輝かせてボトルを手に取ると、「ウォーッ!」と叫びながら椅子の上に立ち上がってシャンパンを振りまきはじめます。
最後は、心の底からのガッツポーズ!
もうおわかりですよね? もちろん、シャンパンファイトの再現です。表彰台でシャンパンをかけ合っているのを見たら「おめでとう!」という気持ちでいっぱいになるのに、レストランでこんな場面に遭遇したら「大丈夫!?」としか思えませんよね?
そして、3本目は、深夜のガソリンスタンドが舞台です。
ガソリンスタンドの給油機の前に停まったポルシェ「マカン」。スタッフが誰も出てこないことに怒ったデンプシーは、クラクションを鳴らし、ステアリングを叩いて憤りを露わにします。
それでも誰も出て来ない(セルフサービスなので当然なんですが)ので、半身を乗り出し「ガス!」と叫ぶデンプシー。
イライラMaxになたって、怒鳴ったって、そこはピットロードじゃないですから。給油のピットインなら、黙ってクルマを停めるだけで、燃料の補給も、窓の清掃も、タイヤのチェックも、ピットクルーがやってくれます。すばやく、しかも正確に。
最後に出てくるテロップがなかなかかっこいいんですが、それにしてもレーシングドライバーの職業病って厄介なものですねぇ。