車のエンタメ
更新日:2018.10.25 / 掲載日:2017.05.19
アストンマーティンの新工場を歴代名車でドライブする輩は!?
イギリスの名門高級スポーツカーブランド、アストンマーティン。ル・マン24時間や世界耐久選手権などモータースポーツでも活躍、歴代モデルの多くが映画『007』シリーズに登場していることでも知られています。
アストンマーティンの歴代モデルで自由に走り回る、そんなクルマ好き垂涎の動画が公開されました。
長閑なカントリーロードを、アストンマーティンの歴史を物語るような3台が走るところから動画はスタートします。ステアリングを握るのは、アストンマーティン・レーシングのドライバーふたりとアストンマーティンのチーフエンジニア。
3台は連なってゲートを通過、ある施設のなかに入っていきます。目的地は、南ウェールズのセント・アサンに新設されるアストンマーティンの生産拠点。広々とした構内道路をゆっくりと走って向かったのは、巨大な倉庫のような場所でした。クルマを停め降り立った面々は驚き、目を輝かせながらその場所を後にします。
翌朝、3人は人目を気にしながらどこかへ向かいます。幸いなことに守衛さんは居眠り中……。こっそり忍び込んだのは、前日にクルマを運び込んだあの場所でした。そこには市販モデルからレーシングカーまで、アストンマーティンの歴代の名車がずらりと並んでいたんです。なんと、並んだ28台の時価は総額6500万ポンド(約95億円)!
3人は、1990年代に一世を風靡した「V8」、「ヴィラージュ」、「ヴァンテージ」にこっそり乗り込み、エンジンをスタート。エンジンをうならせながら走り出します。狭い通路を抜け、広々とした部屋を抜け、いったん外へ出て入って行ったのは、これまたとてつもなく広い空間。
そうとう楽しそうですね。 最後は「DB9」に3人で乗り込んで、これまたガンガンに攻めまくり、守衛さんの前だけは静かに通過。別な建物を目指します。そのころボスが出勤して、変わったことがないか確認。
3人が忍び込んだ建物には、シートで覆われた3台のクルマが……。1台ずつシートを剥いで、満面の笑みを浮かべながら細部を観察。エンジン音でボスの到着に気づいた3人は、そそくさと退散します。
撮影が行われたのは、新型SUV「DBX」の生産拠点となるセント・アサンの新工場。もともとは英国空軍の基地だった場所で、飛行機の格納庫を改装して2019年までに生産工場として稼働する予定だそうです。どおりでだだっ広いわけですね。
この格納庫がどんな工場になるのか、完成後も見てみたい気がしませんか?