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更新日:2018.08.28 / 掲載日:2017.01.19
BMW、2シリーズの「アクティブ ツアラー」と「グラン ツアラー」にディーゼル+4WD搭載
特別限定車の218d xCountry。4気筒クリーンディーゼルエンジンと4WDシステムを搭載
ビー・エム・ダブリューは、2シリーズの「アクティブ ツアラー」と「グラン ツアラー」に4気筒クリーンディーゼルエンジンと4WDシステムを搭載した「218d xDrive」を追加して、1月28日より日本で発売する。また、今回の発売を記念して、特別限定モデル「218d xCountry」を同日より発売する。限定台数は200台。
同社の2シリーズでは、2015年5月からアクティブ ツアラーとグラン ツアラーに、「クリーンディーゼル」となる2.0リッター直噴ディーゼルターボを搭載しているが、駆動方式は2WDのみとなっていた。今回、クリーンディーゼルエンジンに独自のインテリジェント4WDシステム「xDrive」の組合せが新たにラインナップとなる。
BMW 218d xDrive Active Tourer
218d アクティブ ツアラーのエクステリア
xDriveは、通常走行中は効率を重視して駆動トルクの大部分をフロントタイヤに伝えて2WD状態になる。ステアリングの切れ角やホイールの回転速度など車両データからタイヤの空転、オーバーステアやアンダーステアといった兆候を検出したときには、ファイナルドライブに一体化した電子制御式多板クラッチシステムを使って、前後アクスルへの駆動トルクを瞬間的に可変配分。ディーゼルターボエンジンが発生する力強いトルクを4輪にしっかりと伝え、優れた走行安定性を実現するという。
今回のアクティブ ツアラーとグラン ツアラーは、それぞれエコカー減税の対象車となっており、自動車取得税と自動車重量税が免税となる。
メーカー希望小売価格は、2シリーズ アクティブ ツアラーが398万円(税込)~448万円(税込)、2シリーズ グラン ツアラーが424万円(税込)~474万円(税込)
BMW 218d xDrive Gran Tourer
218d xDrive グラン ツアラーのエクステリア
特別限定車の218d xCountryは、2.0リッター直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジンを搭載。最高出力110kW(150PS)、最大トルク330Nmを発生する。トランスミッションは8速ATの組み合わせ。駆動方式は4WDとなる「xDrive」を採用する。エクステリアは、ブラックのルーフレールを標準装備し、専用デザインの17インチホイールを採用。インテリアは、上質で手入れのしやすいブラックのSensatecレザー・シート(合成皮革)に、フロントシートヒーティングを組み合わせている。専用ハイグロス・ブラック・インテリア・トリム/パール・クローム・ハイライトは、シリアル・ナンバー入りのインテリアバッヂを装備する。
そのほかの装備面は、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行なうことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール」などの先進安全装備を採用。後席の乗員が食事をすることができるようなフロント・シートバック・テーブル、荷物で両手がふさがった状態でも足下の操作でテールゲートの開閉が可能な「オートマチック・テールゲート・オペレーション」を標準装備する。ボディカラーは、「アルピン・ホワイト」と、専用色「インペリアル・ブルー」の2色を用意。
メーカー希望小売価格は492万円(税込)