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更新日:2018.11.08 / 掲載日:2014.11.07
ポルシェ、新型「カイエン」「カイエン GTS」の予約受注を開始
パワートレーンが新しくなり燃費性能が向上した新型「カイエン」
ポルシェ ジャパンは11月8日、新型「カイエン」「カイエン GTS」の予約受注を開始する。
「カイエン GTS」では、従来型に搭載していたV型8気筒4.8リッター自然吸気エンジンから、新たに3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。このエンジンは「カイエン S」のパワーユニットをパフォーマンス重視で最適化したもので、燃費性能を向上させながら、より高い運動性能を発揮する。先代モデルと比べ、最高出力は20PS高い440PS、最大トルクは85Nm増えた600Nm発生させる。8速ティプトロニックSを介して4輪を駆動し、0-100km/h加速は5.2秒、最高速は262km/hを記録する。燃料消費量は100kmあたり0.9リットルほど低減されている。
ヘッドレストにGTSロゴがあしらわれたレザー/アルカンターラ仕上げのGTSスポーツシートを標準装備
各所にブラック塗装が施され精悍なイメージの仕上がりとなっている
エクステリアでは、カイエンターボと同じ大型エアインテークを備えるフロントセクションとスポーツデザインパッケージを標準装備。このパッケージに、輪郭が際立つサイドシルとホイールアーチエクステンションに加え、ルーフスポイラーとリアロアパネルがボディカラーと同色に塗装される。
インテリアは、8-way電動調節機能が組み込まれ、ヘッドレストにGTSロゴがあしらわれたレザー・アルカンターラ仕上げのGTSスポーツシートを標準装備する。オプションのカーマインレッドまたはロジウムシルバーのGTSインテリアパッケージは、レブカウンターフェイス、デコレーティブステッチ、ヘッドレストのロゴ、およびシートベルトがコントラストカラー仕上げとなる。
エネルギー効率化が図られたカイエン
ベースモデルである「カイエン」はこれまで同様、3.6リットルV型6気筒自然吸気エンジンを搭載。コースティング機能やオートスタート / ストップ機能、サーマルマネージメントシステムといった全般的な効率化対策により、最高速度は230km/h、0-100km/h加速は先代モデルより0.2秒速い7.7秒、スポーツクロノパッケージ装着車は7.6秒。燃料消費量は先代モデルよりも0.7リットル/100km低減されて9.2リットル/100kmとなった。
エンジンは据え置きで効率化により性能が向上している
パドルシフト付マルチファンクションスポーツステアリングホイール、オートマチックテールゲートを標準装備する。
価格は、「カイエン」が859万909円(税込)、「カイエンGTS」が1389万2727円(税込)