日産ブースは「自動運転」と「EV」が隠し球！？≪東京モーターショー2015特集≫

　前回の東京ショーでは、コンパクトＦＲの「ＩＤｘ（アイディーエックス）」で話題をさらった日産。今回のショーにも、ワールドプレミアとなる若者ねらいのコンセプトカーを用意するが、それはまったく異なる切り口となる。それが「テアトロ for　デイズ」。このモデルと、フランクフルトショーに次ぐ出品となる「ＧＲＩＰＺ ＣＯＮＣＥＰＴ」については、個別にきっちりと紹介をすることとする。
　で、隠し球として登場するのは、日産が今もっとも力を入れる「自動運転」と「ＥＶ」の未来テクノロジーをアピールするモデル。すぐそこの「未来」としては、ハイウェイから一般道までの自動運転が可能な技術を搭載した、リーフの実験車両を一般公開する。でも、それだけではないのだ。
　さらなる「未来」をイメージさせるコンセプトカーも出品するという。日産は自動運転のコンセプトを、今後「ＮＩＤ（ニッサンインテリジェントドライビング）として大々的にアピールしていく計画だが、コンセプトカーにはそのカギを握る技術、アイデア、デザインがフルに投影されるというから楽しみだ。日産ブースに行けば、自動運転の技術や電気自動車のデザインがこれからどう変わっていくのかがわかる、ということだ。