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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2015.04.27
【ダイハツ】「ムーヴ」および「タント」一部改良2015
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ダイハツの軽乗用車「ムーヴ」と「タント」が一部改良を受け、両モデルとも衝突回避支援システムに「スマートアシストII」を採用し、安全性を向上した。タントは、使い勝手の向上と一部グレードのエクステリア変更も行った。価格帯は、ムーヴが113万4000円(L/自然吸気エンジン/FF)~180万3600円(カスタムRS“ハイパーSA II”/ターボエンジン/4WD)、タントが122万400円(L/自然吸気エンジン/FF)~187万3800円(カスタムRS“トップエディションSA II”/ターボエンジン/4WD)。
ムーヴとタントに新たに装備されるスマートアシストIIは、従来モデルに搭載されていた「スマートアシスト」を進化させた衝突回避支援システム。対歩行者の衝突警報機能と車線逸脱警報機能を追加した。従来は作動対象が対車両のみだった衝突警報機能は、対歩行者でも作動するようになった。約4~50km/hで走行中に前方に歩行者を検知し、衝突の危険性があると判断した場合にブザーおよび警告灯でドライバーに知らせる。車線逸脱警報機能は、約60km/h以上で走行中、ウインカーを出さずに走行車線からはみだしそうになった場合にブザーと警告灯でドライバーに警告する。
また、衝突回避支援ブレーキの作動速度を約4~50km/h(従来は約4~30km/h)に拡大。対車両の衝突警報機能では、約4~100km/h(従来は約4~30km/h)での走行中に前方車両を認識できるようになった。
タントは、使い勝手の向上も図られた。パワースライドドアにワンタッチオープン機能を追加。左側にセンターピラーのない「ミラクルオープンドア」の使い勝手がさらに向上した。安全面では横滑り防止装置を全車標準装備化、後方の誤発進抑制制御機能追加、LEDヘッドランプのオプション設定を行っている。ボディカラーは「ディープブルークリスタルマイカ」、「シルキーグリーンパール」など新色5色を追加して11色展開に。また、「トップエディション」全モデルにLEDフォグランプを、「カスタムX “トップエディションSA II”」に専用14インチアルミホイールを装備した。
ムーヴ カスタム
レーザーレーダーとソナーセンサーに加えてカメラを搭載し検知性能をアップ。