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更新日:2018.11.09 / 掲載日:2017.10.19
独ポルシェ、「718 ボクスター GTS」「718 ケイマン GTS」を発表
欧州で発表された「718 ケイマン GTS」
独ポルシェAGは10月18日、「718 ボクスター GTS」「718 ケイマン GTS」を欧州で発表した。今回発表された両モデルともに、新開発のインテークダクトと最適化したターボチャージャーを採用した2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力269kW(365PS)、最大トルク430Nmを発生。「718 S」から11kW(15PS)、自然吸気エンジンを搭載した先代「GTS」から26kW(35PS)アップしている。PDK搭載車の0-100km/h加速は4.1秒。最高速は290km/hと公表された。
トランスミッションは、6速MTを採用し、オプションでPDKが選択可能となる。「スポーツクロノパッケージ」のほか、機械式リアディファレンシャルロックを備えた「ポルシェ トルクベクトリング プラス」、車高を10mm低く設定する「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネジメントシステム」などの装備を標準で搭載する。
「718 ボクスター GTS」のインテリア
インテリアは、スポーツクロノパッケージのストップウォッチがダッシュボードの中央コンポーネントに統合される。運転席と助手席には、センタートリムにアルカンターラを使用したスポーツシートを標準装備。スポーツシートプラスは、ヘッドレストにGTSロゴを配置し、2ウェイの電動調節機能を装備してサイドサポートと快適性を向上させている。
「718 ケイマン GTS」のインテリア
そのほか、ステアリングホイールトリム、センターコンソール、アームレストなど、インテリアにはアルカンターラを多く使用し高級感を高めている。ポルシェ トラックプレシジョンアプリを採用し、スマートフォン上でドライビングデータの自動記録や表示、分析が可能となる。
PORSCHE 718 Boxster GTS
「718 ボクスター GTS」は2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載
エクステリアは、フロントに新しいスポーツデザインエプロンを採用してスポーティさをアピール。フロントライトモジュールとバイキセノンヘッドライトはGTSモデル特有のブラックにしている。リアは、ティンテッドテールライトのほか、ブラック塗装のロゴやリアエプロン、スポーツエグゾーストシステムのテールパイプなどを採用する。ドア下部には、ブラックのGTSロゴを装着。20インチホイールは、ブラック(サテンフィニッシュ)に塗装している。日本での価格や発売日などは未定だ。