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更新日:2020.04.21 / 掲載日:2017.09.21
アウディ、「Q5」を8年ぶりにフルモデルチェンジ 限定モデルも発売
8年ぶりにフルモデルチェンジとなった「Q5」
アウディ ジャパンは10月2日に、「Q5」を8年ぶりにフルモデルチェンジして日本で発売するとともに、新型「Q5」の誕生を記念した限定モデル「1st edition」(ファーストエディション)を発売する。今回のフルモデルチェンジでは、新型「Q5」は2代目となるモデルが登場。新しいMLB evoのモジュラープラットフォームをベースに、デザイン、メカニズムを一新。シャシーは新開発の電動パワーステアリングと、前後に5リンクのサスペンションを採用してハンドリングと乗り心地を向上させている。
ボディサイズは全長4680mm、全幅1900mm、全高1665mm。ホイールベースは2825mm。従来のモデルと比較すると、全長は50mm、全高は5mm拡大し、ホイールベースも15mm拡大している。軽量設計により車両重量は1820kgと従来モデルより60kg軽量化している。エンジンは、2.0リッター直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載。最高出力185kW(252PS)、最大トルク370Nmを発生する。トランスミッションは7速DCTが組み合わされる。駆動方式は4WDとなる。JC08モード燃費は13.9km/l。
AUDI Q5 1st edition
MLB evoのモジュラープラットフォームをベースに、デザイン、メカニズムを一新
限定モデルとなる「1st edition」は、新型「Q5 2.0 TFSI quattro」をベースに、エクステリアではS line仕様のバンパーやコントラストデザインの20インチアルミホイールと255/45 R20サイズのタイヤなどを装備。インテリアは、パーシャルレザーのシート、アルミランバス仕上げのデコラティブパネル、S lineのロゴ入りドアシルトリムなどを採用している。ボディカラーは、「アイビスホワイト」のほか、9万円高となるメタリック仕様の「ミトスブラックメタリック」、「ナバーラブルーメタリック」、「モンスーングレーメタリック」の4色を用意。インテリアカラーは全てブラックの設定で、販売台数が250台となる。
限定モデル「1st edition」のインテリア
全モデルに搭載される4WDシステムのquattroは、予測的な制御を行なう新しいシステムを採用することで、実走行での燃費効率を高めている。新開発のエアサスペンションもオプションで設定。Audi drive selectで「lift/offroad」、「allroad」モードを含む7つのセッティングを選択でき、舗装路からオフロードまで幅広い走行条件に対応する。歩行者検知機能付き衝突軽減システム「アウディプレセンスシティ」などの先進的な予防安全システムに加えて「ACC」(アダプティブクルーズコントロール)を全車標準装備。「アウディバーチャルコクピット」や「マトリックスLEDヘッドライト」などがQ5シリーズで初めて設定される。
限定モデルのインテリアは、パーシャルレザーのシートを採用
そのほか、最新のコネクティビディー機能として「Audi connect」によるインターネットからの情報サービスや、Wi-Fiスポット機能、スマートフォンインターフェイスなどを標準装備。2017年から搭載が始まった「セーフティ&サービス」も搭載され、Audi SOSコール、Audi オンラインロードサイドアシスタンス、Audi メンテナンスリクエスト、myCar Managerの4つの機能を提供する。
メーカー希望小売価格は、Q5が657万円(税込)、「1st edition」は704万円~714万円(税込)