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更新日:2018.10.24 / 掲載日:2017.07.11
トヨタ、新型ハイブリッドセダン「カムリ」を発売
ハイブリッドセダンとなる新型「カムリ」
トヨタは7月10日、ハイブリッドセダンとなる新型「カムリ」を発売した。新型カムリの特徴は、最大熱効率41%のTNGA(Toyota New Global Architecture)新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」などの採用で、燃費性能はJC08モード燃費33.4km/lを実現したことが挙げられる。パワーユニットは、最高出力131kW(178PS)、最大トルク221Nmを発生する2.5リッターエンジンを搭載し、最高出力88kW(120PS)、最大トルク202Nmを発生する電気モーターが組み合わされる。システム全体では、155kW(211PS)を発生する。
部品の小型化やレイアウトの見直しでインストルメントパネルの厚みを抑えている
インテリアは、TNGAに基づいた部品の小型化やレイアウトの見直しでインストルメントパネルの厚みを抑えている。エンジンフード、カウル、ベルトラインを下げ、視界をよくするなど、新しいパッケージを採用。カーナビゲーション、カラーヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイの相互リンクによる情報表示により、ドライバーの操作動線と視線移動を最適化。運転に集中できるコックピットを実現している。
燃費性能はJC08モード燃費33.4km/lを実現した
安全装備は、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備するとともに、後退時の死角に左右後方から接近してくる車両を検知し自動的にブレーキ制御を行なう「リヤクロストラフィックオートブレーキ」機能をトヨタブランドとして初採用している。
安全装備は、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備
エクステリアは、TNGAに基づき、エンジンや乗員レイアウトを下げることで、低重心シルエットを実現。「Bi-Beam LEDヘッドランプ」の採用などで、トヨタ独自のフロントフェース「キーンルック」を実現。走行性能は、ボディ骨格部に「環状骨格構造」を採用するほか、フロントに新開発のマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式を採用したサスペンションを装備。ラック平行式電動パワーステアリングや新開発のステアリングコラムを装備し、操舵感を向上させている。
ボディカラーは、「プラチナホワイトパールマイカ」、「エモーショナルレッド」、「アティチュードブラックマイカ」、「シルバーメタリック」、「スティールブロンドメタリック」、「グラファイトメタリック」、「ダークブルーマイカメタリック」の合計7色をラインナップ。
メーカー希望小売価格は329万4000円~419万5800円(税込)