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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2017.03.16
レクサス、新型フラグシップクーペ「LC」発売
新型フラグシップクーペ「LC」
レクサスは3月16日、新型フラグシップクーペ「LC」を発売した。今回新たにラインナップに追加されたフラグシップクーペ「LC」は、V型8気筒5.0リッターに10速ATを組み合わせる「LC500」とV型6気筒エンジンと走行用モーターに自動変速機構を組み合わせるマルチステージハイブリッドシステム搭載の「LC500h」の2つのラインナップからなる。「LC500」は、2012年にデトロイトモーターショーで発表されたコンセプトカー「LF-LC」の革新的なデザインをモチーフに開発されたレクサスブランドトップのラグジュアリークーペ。
コックピットまわりは徹底した走り込みに基づく配置がされているという
予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」やアルカンターラ・本革スポーツシートなどを標準装備しており、さらにオプションでCFRPルーフの代わりとなるガラスパノラマルーフ、セミアニリン本革シートなどを装備するラグジュアリー仕様の「L package」、トルセンLSD、LDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)、21インチ鍛造アルミホイール、アクティブリアウイングなどを装備する「S package」が用意されている。
そのほか、搭載位置も徹底的に検証されたオーディオ・サウンドシステム、エアコンやヒーター類を統合制御するレクサスクライメイトコンシェルジュ、「LFA」から受け継いだ可動式メーター、エンジンフードを4つの支点でポップアップさせる4点式ポップアップフードなどを採用する。また、内装色は新規開発色「オーカー・ブリージーブルー」を含めた全4色が設定された。
新型プラットフォームを採用し低重心化し高い回頭性能を実現
ボディサイズは、全長4770mm、全幅1920mm、全高1345mm、ホイールベース2870mm。長いホイールベースをいかし低重心かつ低い全高とワイドな全幅でスマートな印象を与えるボディデザイン。
高彩度の発色を実現した「ネーブルすイエロー」など全11色のボディカラーが用意された
パワートレーンは、「RC F」にも搭載されるV型8気筒DOHC 5.0リッターエンジンに新開発の10速AT”Direct Shift-10AT”を組み合わせた「LC500」と、V型6気筒DOHC 3.5リッターエンジンとハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた世界初の機構「マルチステージハイブリッドシステムの組み合わせを採用する「LC500h」が用意された。
また、ボディカラーは、下地に現行カラーの中塗りのなかでもっとも白いものを採用し、濃度の高いイエローベースと組み合わせることで高彩度の発色を実現した新開発の「ネーブルスイエロー」など全11色を設定。
メーカー希望小売価格は1300万から1450万円(税込)