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更新日:2018.11.08 / 掲載日:2017.03.02
三菱自動車、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」の概要を発表
スイス・ジュネーブモーターショーに出展する新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」
三菱自動車は、3月7日から開幕するスイス・ジュネーブモーターショーに出展する新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」の概要を発表した。世界戦略車となるエクリプス クロスは、2017年秋から欧州で出荷を開始し、日本、北米、豪州、その他地域への展開を予定しているモデル。エクリプス クロスがラインナップに加わることで、コンパクトSUV「ASX」(日本名:RVR)とミッドサイズSUV「アウトランダー」、「アウトランダーPHEV」で構成されるクロスオーバーSUVラインアップが充実する。
エクステリアは、スタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合させたデザインは個性的なデザインに仕上げている。ベルトラインやボディサイドの強いキャラクターラインによるウェッジシェイプ(前傾姿勢)や、前傾したリアウィンドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリアエンド、アスリートが持つ力強さをイメージしたという大きく張り出した前後フェンダーなどを採用。シャープでダイナミックなクーペSUVフォルムを実現する。
チューブ式LEDテールランプと、中央のハイマウントストップランプが一直線に発光する
フロントまわりは、同社のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したほか、リアまわりでは高い位置に配したワイドなテールランプと前傾したリアウィンドウを上下に2分することで立体的にしている。またテールランプに組み込まれたチューブ式LEDテールランプと、中央のハイマウントストップランプが一直線に発光することで、視覚的な幅広さと安定感を示すデザインとしている。
ボディサイズは、全長4405MM、全幅1805MM、全高1685mm。ホイールベースは2670mm。パワートレーンは、新開発の1.5リッター直噴ターボと8速スポーツモード付CVTの組合せと、専用開発の2.2リッターディーゼルターボと新開発の8速ATの組み合わせを設定。走行状況や路面状態により後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WDを採用している。AYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」も採用する。
インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティさと上質な室内空間を演出。薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオやヘッドアップディスプレイなどを搭載する。「Apple CarPlay」、「Android Auto」にも対応し、ラジオなどのオーディオ機能操作や「Apple CarPlay」の操作に対応するタッチパッドコントローラーを、センターコンソールに配置する。
室内空間とラゲッジルームの実用性を両立させるため、6:4分割のリアシートにロングスライド&多段階リクライニング機構を採用。後席乗員の広いレッグスペースを確保するだけでなく、後端を落とし込んだルーフラインでありながらヘッドクリアランスを確保している。