クルマのお役立ち情報[2017.01.19 UP]

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2017年版輸入車のハズさない買い方 文と写真●GooWORLD

今年を代表する「年クルマ」を決める祭典、2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー。例年どおり数多くの新型車が参加しましたが、なんと、ベスト10のうち輸入車が6台もノミネートされるという状況。まさしく輸入車の当たり年でした!

かつてないほどに盛り上がる輸入車

 2017年こそ輸入車を手に入れて新しいカーライフをスタートさせたい!そんなみなさんのクルマ選びをお手伝いするのが本誌の役割。そこで今回の特集では、話題の新型車から中古輸入車の価格相場にまつわるメカニズム解説、プロによるパーソナルチョイス紹介、中古車の賢い買い方指南など、多彩な内容でお届けする。

 まず口火を切るのは、去る12月9日に発表された「2016ー2017日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)」。COTYでは、2015年11月から年間を通じて市販されたモデルを審査し、その年を代表するクルマを選び出す。投票権を持つ自動車ジャーナリストたちは、年間数多く発売される新型車をテストし、長年の経験からその価値を判断するわけで、まさしく最強の購入ガイダンスでもあるわけだ。

 今年はベスト10に6台もの輸入車が選出されたことも話題となったが、インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したアウディA4が、大賞のスバルインプレッサ、2位のトヨタプリウスについで3位を獲得したというところにも注目したい。

 さらに、そのほかの5台のノミネートカーたちにも、それぞれ独自の世界観と見どころがあることは言うまでもない。では、さっそくそれらの詳細を紹介していこう。

another 10 BEST CAR(import)2016-2017 CAR OF THE YEAR JAPAN

ABARTH 124 SPIDER ABARTH 124 SPIDER

BMW M2 COUPE BMW M2 COUPE

VOLVO XC90 VOLVO XC90

JAGUAR F-PACE JAGUAR F-PACE

MERCEDES-BENZ E-Class MERCEDES-BENZ E-Class

CAR LIFE:1
ただ走るだけでも愉しいドライビングマシンを手に入れる

輸入車の魅力は、特有のスタイル、世界観を持ったクルマが多いこと。とくにスポーツカーには、性能だけでなく、スタイルやドライビングフィール、所有欲など、ならではの魅力がたくさん詰まっている。

文と写真●GooWORLD

 自動運転や電気自動車といった、自動車が今後進みゆく進化の道は、もしかしたら個人的な運転の歓びとは相いれないかもしれない。もちろん、よりよい社会を実現するために、クルマがよりエコで安全に進化するのは正義であり正道。そこにまったく疑いはない。

 しかし、いまならまだ、運転を楽しむためだけに存在するクルマを手に入れることはできる。もしかしたら、今回のチャンスを見逃すと、次の買い替えタイミングでは、そういう時代じゃなくなっているかもしれないと考えれば、「いつかは」なんて言っていないで、「いま」憧れてたスポーツカーを手に入れるべき。

 とくに2016年は、2台の注目すべきスポーツカーが来日。どちらも見逃すことのできない個性派だ。

 まずはイタリアの名門アバルトが送り出した124スパイダー。このクルマはよく知られているように、マツダロードスターのメカニズムを基本に使い、製造も日本の広島で行われる。じつは輸送コストがかからないため、日本で購入する124スパイダーは、世界でもっとも安く購入できるという話もある。
 そんなことを抜きにしても、軽量コンパクトなFRオープンスポーツというだけで価値があるし、ロードスターには存在しないターボエンジンも魅力的。サーキットだけでなく、街中でも全力を出し切れるちょうどいいパワー感がいい。いまどき珍しくなったターボらしさを隠さない吹け上がりはちょっとクセになる。

 そして、もう一方のスポーツカーであるBMW M2クーペは、いわゆるクルマ好きにとっての大好きな要素がたっぷりと詰まった、まさにドリームカー。

 コンパクトな車体にパワフルな3L直6ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは7速DCTまたは6速MT。後輪を駆動する370馬力のパワーは高度な電子制御を行うデフによって確実に路面へと叩きつけられる。締め上げられたサスペンションはドライバーを「もっともっと!」と鼓舞し、走らせているとアドレナリンが全身を駆け巡るのがわかるのだ。

 Mモデルの世界をピュアな形で提供するM2クーペは、まさに究極のドライビングマシンだ。

ABARTH 124 SPIDER

アバルト 124 スパイダー アバルト 124 スパイダー
イタリアの情熱と日本の
技術によるマリアージュ

 車両重量わずか1130kgという軽量ボディに1.4Lターボのマルチエアエンジンを搭載。LSDやブレンボ製ブレーキを備えながらも400万円を切る価格を実現しているのも嬉しい。

アバルト 124 スパイダー

アバルト 124 スパイダー

アバルト 124 スパイダー

アバルト 124 スパイダー

アバルトならではの演出が随所に光る。やりすぎることなく、乗り手の心を盛り上げる手腕はまさに「アバルトマジック!」。

プロが薦める理由

●輸入車ではアフォーダブルな
オープンスポーツカー

●ブランドの歴史と魅力を体現したスタイリング

●ターボエンジンによる刺激的な走り味

グラフ
アバルト 124スパイダー(6速MT)

全長×全幅×全高 4060×1740×1240mm
ホイールベース 2310mm
トレッド前/後 1495/1505mm
車両重量 1130kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1368cc
JC08モード燃費 13.8km/L
最高出力 170ps/5500rpm
最大トルク 25.5kg m/2500rpm
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後 205/45R17
新車価格 388万8000円〜399万6000円(全グレード)

BMW M2 COUPE

BMW M2クーペ BMW M2クーペ
公道からサーキットまで
守備範囲も幅広い

 2シリーズクーペをベースにM社が手を加えたスペシャルモデル。かつてのE36型M3を思わせるボディサイズと370馬力を発揮する直6ターボエンジンとの組み合わせは刺激的!

BMW M2クーペ

BMW M2クーペ

BMW M2クーペ

BMW M2クーペ

ピュアスポーツの領域に達したパフォーマンスと4シーターによる実用性の両立もMモデルの伝統。刺激的という意味では格上のM4よりもM2クーペが上。

プロが薦める理由

●コンパクトなFRスポーツとして
極めて完成度が高い

●世界的にも稀有となった
直6エンジンのフィーリング

●絶妙な操作感覚で走る歓びを実現している

グラフ
BMW M2クーペ(7速AT・DCT)

全長×全幅×全高 4475×1855×1410mm
ホイールベース 2695mm
トレッド前/後 1580/1600mm
車両重量 1580kg
エンジン 直6DOHCターボ
総排気量 2979cc
JC08モード燃費 12.3km/L
最高出力 370ps/6500rpm
最大トルク 47.4kg m/1400-5560rpm
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前・後 245/35R19・265/35R19
新車価格 768万円〜793万円(全グレード)

※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。

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