フェラーリ、日本進出50周年を記念した特別限定車｢フェラーリJ50｣

ガラスエリアを小さく設計することで、レースカーのキャノピーのような演出が図られている。ルーフは2分割式のカーボンファイバー製タルガトップが採用されており、オープン時はシート後方にルーフを収納できる。エンジンは488シリーズが搭載する、3.9リッターV8ターボを向上させ、ベースモデル比で20PSアップの690PSを発生する。

エクステリアでは、個性的で未来的なデザイン手法を取り入れ全面的に手が加えられている。高さを抑えたウインドースクリーン上端から後方に向かって下降するサイドウインドーのカットラインと、低く抑えられたノーズからドア後方まで立ち上がっていく黒いウェッジラインによってボディ側面のダイナミズムを強調。このウインドーグラフィックは、1950年代にまでさかのぼるオープンコンペティション・バルケッタをモチーフにしているという。そのほか、ユニークなデザインの20インチ鍛造アルミホイールやリアのエンジンフードのアウトライン・デザインを採用した特別なトリムのスポーツシートを採用し特別な一台であることを印象づける。

メーカー希望小売価格は、約3億円～3億6000万円（税込）