試乗記[2016.12.15 UP]

シトロエン C4 試乗レポート

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シトロエン C4

本命のクリーンディーゼルがついに上陸

 昨年夏にマイナーチェンジされたシトロエンの主力モデル「C4」。新開発された1.2Lの3気筒ターボの出来栄えに加え、それまでの2ペダルMTからオーソドックスな6速ATになったことが好評だが、このほど待望のクリーンディーゼルモデルが設定されたことのインパクトは格別と言えるだろう。

 C4といえば、洗練されたデザインのほか、狭い路地にも安心して入っていける見切りのよさや良好な取りまわし性を備える。実用性は高く、ガソリンの3気筒エンジンも快適な走りにおいて申し分ない。ところが、今回の1.6L直4ディーゼルの走りは、クラスを超えた魅力にあふれている。

 30kg mを越えるトルクが生み出す加速は、軽量ボディと相まって非常に力強く、フルスロットルをくれようものなら、瞬時にスポーツモデル並みの疾走感も味わえる。その速さは本物で、スポーツコンパクトのようにアクティブな走りが楽しめる。

シトロエン C4

 もちろん日常使いも快適で、最大トルクが2000回転以下で生み出されるため、あらゆる場面で挙動にゆとりを感じる。また、硬すぎず柔らかすぎない足まわりはよくストロークして、近年「ドイツ車的になったと」囁かれるフランス車にあって、久々に「らしい」フィーリングを楽しませてくれる。

 エコ性能も優秀で、酸化触媒装置とアドブルー(尿素水溶液)式SCR(選択還元触媒)、DPF(微粒子フィルター)の3つが排気を制御する最新のクリーンディーゼル「BlueHDi」は、同等の性能のガソリン車と比べ、燃費は25%、CO2の排出量を15%低減、さらにNOx(窒素酸化物)も90%削減する。

 日本のフランス車党にとっては「ようやく」といえるディーゼルモデルの登場だが、100年近くの歴史を誇るPSAのディーゼルは、ヨーロッパではド定番ともいうべき存在。これぞ本当のフランス車、というパフォーマンスに大いに期待したい。

文と写真●GooWORLD
問い合わせ シトロエン コール TEL:0120-55-4106

Detail Check

シトロエン C4(コックピット)

コックピット

室内は、シンプルに機能性を優先させた印象のデザインが心地いい。3眼式のセンターメーターは、視認性に優れるデジタル&アナログのコンビネーション。

シトロエン C4(インテリア)

インテリア

ファブリックのシートは、デザイン性もなかなかだが、特筆すべきはその座り心地。身体を適度に沈ませると、ソフトだがしっかりとしたサポート感があって疲れない。

シトロエン C4(エンジン)

エンジン

力感のあるエンジンは、厳格な欧州排ガス基準「ユーロ6」に適合するクリーンディーゼル。20.2km/L(JC08モード)と低燃費だ。

シトロエン C4(ラゲッジルーム)

ラゲッジルーム

380Lというたっぷりとした容量もさることながら、最大1027mmという荷室幅が、積み降ろしを容易にしている。

主要諸元:シトロエン C4 フィール BlueHDi(6速AT)

全長×全幅×全高 4330×1790×1490mm
ホイールベース 2610mm
トレッド前/後 1530/1525mm
車両重量 1380kg
エンジン 直4SOHCディーゼルターボ
総排気量 1560cc
最高出力 120ps/3500rpm
最大トルク 30.6kg m/1750rpm
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後 205/55R16

全国メーカー希望小売価格(発売 2016年7月)

C4 フィール(6速AT) 259万円
C4 フィール BlueHDi(6速AT) 279万円

Body Color

 □ブランバンキーズ  グリ スピリット  ブルーアンクル
 ルージュアルティメット  □ブラン ナクレ  ノアールペルラネラ
 ブラスク

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