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更新日:2018.08.28 / 掲載日:2016.06.09
マクラーレン、全世界25台限定の「MSOカーボンシリーズLT」を発表
全世界で25台の限定となる「MSOカーボンシリーズLT」
イギリスの高級スポーツカーメーカー・マクラーレンは6月7日、新型高性能モデル「MSOカーボンシリーズLT」を発表した。なお、このモデルは、全世界で25台の限定モデルとなる。
MSOカーボンシリーズLTは、「マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)」が、開発を担当。MSOは、2011年に設立された部門で、個性的な1台を求める顧客の要望に応じて、カスタマイズを行う部門として注目されてきた。今回のベースモデルは、「675 LTスパイダー」となる。2016年春にジュネーブモーターショー16で発表されたマクラーレン「P1」のワンオフモデルと同様に、「カーボンファイバー」をテーマに、カスタマイズを施したという。
「カーボンファイバー」をテーマに、カスタマイズを施した
MSOカーボンシリーズLTは、「カーボンファイバー」の採用が特徴だが、例えばそれは、ベースモデルの675 LTスパイダーに対して、ボディパネルなどのカーボンファイバーの使用面積を約40%拡大するほど、かなりの力の入れようだ。また、単に「カーボンファイバー」を使用するだけではなく、グロス仕上げにして、こだわりも見せている。
具体的な「カーボンファイバー」の使用箇所は、フロントバンパー、リップスポイラー、フロントアンダーボディ、サイドスカート、サイドインテーク、リアフェンダー、リアバンパー、ディフューザー、リアスポイラーなどが挙げられる。「軽くて強い」のが、「カーボンファイバー」のメリットだが、ボディの主要部分に使用することで、動力性能の向上に結びつきそうだ。