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更新日:2014.11.05 / 掲載日:2014.10.20

【シトロエン】新型「グランド C4 ピカソ」と「C4 ピカソ」発売【価格・デザイン】

C4外観2台

ユニット・コンパス/Goo-net編集部

 シトロエンのラインナップに新たな2モデルが加わった。7年ぶりにフルモデルチェンジを受けた7シーター「グランド C4 ピカソ」と日本にはじめて導入される5シーター「C4 ピカソ」。グレードは、C4 ピカソが「エクスクルーシブ」のみ、グランド C4 ピカソには「セダクション」と「エクスクルーシブ」が用意される。いずれも6速AT、FF、右ハンドル仕様のみ。価格帯は347万~378万円。

 20世紀を代表する芸術家、パブロ・ピカソの情熱と個性を体現した2モデルの最大の魅力は、なんといっても洗練されたデザインだ。しかも、全体的に共通するイメージを持たせながら、グランド C4 ピカソとC4 ピカソでは異なるデザインが採用されている。

 デザイン上もっとも大きな差別化がなされているのはリアフォルムだ。3D LEDのリアコンビネーションランプは、グランド C4 ピカソにはモデルラインの「C」をモチーフにしたデザインが用いられているが、C4ピカソはスクエアに近い横長のデザインとなっている。シトロエンのマークである「ダブルシェブロン」と一体化したクロームのラインが印象的なフロントマスクは、クロームライン、アンダーグリル、フォグランプなどにモデルごとのデザインを採用。さらに、アルミホイールのデザイン、フューエルリッドの形状、サイドウィンドウやルーフの形状、サイドのプレスラインなどまで、それぞれの個性を打ち出している。

 インテリアは、パノラミックフロントウインドウの広いガラス面の効果で明るく開放的に演出されている。コックピットはダッシュボードのセンター上部に12インチと下部に7インチのフルデジタルスクリーンを設置。上部のパノラミックスクリーンはスピードメーターやタコメーター、フロント&バックのカメラの映像などを表示するもので、下部のタッチスクリーンではナビゲーションやエアコン、オーディオの表示および操作ができる。シートは全席独立で、グランド C4 ピカソでは助手席をフラットに畳むことで最長2.75mのものを積載することが可能。

 なお、全グレードともにファブリックシートが標準で装備されているが、エクスクルーシブにはオプションでフロント電動シート&シートヒーター付のツートーンナッパーレザーシート(グランド ピカソ C4 エクスクルーシブ:40万円、C4 ピカソ:36万円)が用意される。

 一方、パワートレインは全グレードでまったく同一のものを採用している。最高出力165ps/6000rpm、最大トルク24.5kg-m/1400~3500rpmを発生させる1.6ℓ直4DOHC直噴ターボエンジンと6速ATの組み合わせ。

 先進技術を用いた装備も積極的に採用した。レーダーで前を走行するクルマを検知し車間距離を一定に保つ「アクティブコントロールクルーズ」、30km/h以上の速度での走行時に前車と接近しすぎた場合に音声やシートベルトのテンションなどでドライバーに注意を促す「ディスタンスアラート」、ウインカー操作なしに車線を逸脱した場合にシートベルトの振動でドライバーに知らせる「レーンデパーチャーウォーニング」、急ブレーキなどの場合に前席のシートベルトのテンションを調整する「アクティブシートベルト」、車庫入れや縦列駐車の際、駐車スペースを検知しステアリング操作を自動で行う「パークアシスト」などを、シトロエン車としてはじめて導入している。

 ボディカラーは、「ブラン パンキーズ」と「ノアール オニキス」のソリッドカラー2色と、「ブラン ヒッコリー」、「ルージュ ルビ」、「グリ アルミニウム」の5色に新色の「ブルー テレス」を加えたメタリック4色(オプション価格4万3200円)、計6色展開となる。

  • C4リヤ

  • C4内観

  • C4インパネ

  • C4内観2

  • C4ラゲッジ

  • C4ルーフ

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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