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更新日:2018.11.24 / 掲載日:2015.06.17
【トヨタ】「ランドクルーザープラド」、一部改良【価格・燃費】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタのミッドサイズSUV「ランドクルーザープラド」が一部改良を受け、6月17日に発売された。新開発の2.8Lクリーンディーゼルターボエンジン搭載モデルが追加され、トヨタの乗用車として8年ぶりにディーゼルモデルが国内に復活した。ボディタイプは、2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りがあり、駆動方式は全車4WD。トランスミッションは6速ATのみ。価格帯は、ガソリン車が334万9963円(TX/5人乗り)~395万6727円(TX“Lパッケージ”/7人乗り)、ディーゼル車が396万4582円(TX/5人乗り)~513万3927円(TZ-G/7人乗り)。
ラインナップに、国内ではじめて新開発の2.8L 直4 DOHCのクリーンディーゼル直噴ターボエンジン「1GD-FTV」を搭載したモデルを追加。次世代高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで効率の高いターボチャージャーを併用することで、低回転域で太いトルクを発生させながら、低燃費を実現している。最高出力は177ps/3400rpm、最大トルクは45.9kg-m/1600~2400rpmで、JC08モード燃費は11.8km/L。従来設定のあった4.0L ガソリンエンジン搭載モデルは廃止となり、エンジンのバリーエションは、クリーンディーゼルと2.7L 直4 DOHCガソリンエンジンの2種類となる。
2.7Lガソリンエンジン搭載車は、エンジンの改良およびトランスミッションを6速ATに多段化したことで、燃費を改善。JC08モード燃費は0.5km/L向上し、9.0km/Lとなっている。
従来モデルで好評のLEDヘッドランプは、ディーゼル車の「TZ-G」および「TX“Lパッケージ”」に標準で装備し、その他のグレードには従来どおりオプションで設定。また、ボディカラーには新色「レッドマイカメタリック」を追加し、全10色展開とした。
トヨタのディーゼルモデルはじつに8年ぶりとなる。