タイヤ交換
更新日:2015.01.15 / 掲載日:2015.01.15
中古のスタッドレスタイヤの性能は?買う時の注意点
スタッドレスタイヤは、新品だけでなく中古でも購入する方法があります。
新品よりも安く購入できますが、安全な商品を選ぶために、
事前にいくつかのポイントをチェックしておく必要があります。
タイヤの溝の深さ
残り溝が少なくなっていると、
タイヤが路面を捉えることができずスリップの元になります。
一般的には、残り溝が新品の状態の50%になると交換の目安と言われています。
しかし、タイヤの元の状態が分からないと判断が難しいですよね。
見分け方は2つあります。
ひとつは、タイヤのプラットフォームです。
タイヤの側面に矢印が書いてありますので、
矢印の先をそのままたどっていった接地面に突起があります。
このプラットフォームが現れると交換時期です。
もうひとつは、溝の深さを直接測る方法です。
新品はだいたい10mm程度の溝がありますから、
最低でも5mm以上溝があるものを選びましょう。
タイヤのヒビや傷をチェックする
タイヤ側面は、実は損傷しやすい場所です。
溝だけで無く側面もチェックしましょう。
タイヤ側面にヒビや傷が入っているものは、裂ける可能性があります。
また、パンクを修理した傷跡があるものも危険です。
タイヤの柔らかさをチェックする
スタッドレスタイヤは普通のタイヤよりも柔らかいゴム質になっており、
凍結路面を走るためにこの柔らかさは欠かせないものです。
長期的に紫外線にさらされるなどのダメージにより硬化していきますので、
実際に触ってチェックしましょう。
新品と中古が同じ店内にあれば、両方を触ってみると分かりやすいと思います。
製造年月日
上記の溝や傷が比較的少なくても、
製造年月日が古いものはゴムが劣化していることもあります。
製造年月日は、タイヤの側面にアルファベットと数字が刻印されているので、
数字の下4桁を見ます。
最初の2桁は週を、その次の2桁は年を表していますので、
できるだけ製造年数の新しいものを選びたいものです。
国産かどうか
中古は、極力国産を選ぶことをお勧めします。
特にアジアのメーカーと比較すると、耐用年数の観点では国産の方が安心です。
購入場所は信頼できるお店かどうか確認する
店舗で現物を見て購入するのが一番ですが、
インターネットで購入する場合には、価格だけでなく、
信頼できるお店かを確認しましょう。