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更新日:2014.12.09 / 掲載日:2014.12.01

雪道でスリップしないための運転方法

雪道でスリップしないための運転方法

goo-net編集チーム

雪道を運転する時に怖いものと言えば「スリップ」です。

スリップは雨の日でも起こりますが、雪の日のスリップは重大事故につながるケースもあるので
出来れば何事もなく目的地までたどり着きたいものです。

雪道でスリップしない為の運転方法とその対処法とは?

出かける前に雪道の路面状況を知ろう!

雪道と呼ばれる道路状況には以下のタイプがあります。

・降雪中で雪がそのまま踏み固められている圧雪路
・積もった雪が溶けかけてシャーベット状になっている道路
・溶けた雪が凍って固まり、ツルツルのアイスバーンになっている道路

圧雪路は比較的走行しやすいのですが、吹き溜まりに乗り上げるなどの危険性があります。

シャーベット状になっている道路は滑りやすく、ハンドル操作が難しくなります。
一番危険な道路はアイスバーンで、ここでスリップすると全くの操縦不能となり大変危険です。

雪道を出かける前は現在の路面状況を必ず把握しておきましょう。

雪道で禁物の「3急」とは?

雪道では3急と呼ばれる、「急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」など、
「急」のつく操作はスリップ事故やスピンの原因となるので、絶対に避けるようにしましょう。

慎重にゆっくりと発進し、ハンドルはまっすぐを保ち、
ブレーキは目標手前でゆっくり踏んで止まるよう心がければスリップを起す確率はグっと減ります。

どんなに運転慣れしている人でも、雪道をスイスイ走れるわけではありません。
雪道に慣れた人ほど慎重で冷静な運転を心がけています。

「スリップしたらどうしよう」と思うのではなく、
「スリップをしない運転」という気持ちが重要なのです。

スリップしない為にはスタッドレスタイヤがおすすめ

スリップを避ける為には、心構えだけでなく車の備えも万全にしましょう。

まずは雪道に強いスタッドレスタイヤを4輪全てに装着する事です。
駆動輪だけにスタッドレスをつける人もいますが、
4輪全てにスタッドレスタイヤの装着しないと機能を存分に発揮できません。

タイヤホイールとセットになったものを購入しておけば、
いざという時に自宅で装着ができます。

さらにタイヤチェーンを装着する事によりより万全な対策となります。

もしスリップしてしまった場合の対処法

3急走行をしないよう心がけてもスリップしてしまう事はあります。
その場合はどうしたら良いでしょうか?

実際の話、スリップしてからでは車が制御不能の状態になっているので、
ハンドルを切ろうがブレーキをかけようが、対処は難しいでしょう。

出来る対処法としては、ギアはふまず、避けたい方向に対して、
逆ハンドルを切る事により、障害物への激突は避けられると言われています。

しかし実際に滑り出してしまったら運転に慣れた人でも、
とっさのハンドル操作は厳しいとの意見が多数です。

後輪でこの難易度なのに、前輪が滑ったらもっと対処法がなくなり、
運を天にまかせるしかない、という人もいます。

スリップしない為には外出しない、というのは極論ですが、
運転慣れしていない人は車以外の選択肢を考えるのも対処法の一つです。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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