車の歴史
更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.11.10

ホンダライフの概要と歴史をまとめてみた

ホンダライフの概要と歴史をまとめてみた

goo-net編集チーム

ライフは、ホンダ初の4ドア軽自動車であり、「広い生活空間を持ったまろやかなフィーリングファミリーカー」を開発テーマに掲げ、1971年6月に誕生しました。

8000回転で最高出力を発揮する水冷並列2気筒4サイクルエンジンを横置きに配置、ボディの4隅にタイヤを配置し、スペース効率に優れるFF 駆動を採用することで、数値以上の広々とした室内空間と高い走行性能から、発売と同時に高い人気を博しました。

現在もホンダのクルマづくりの原点として掲げる「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」をコンセプトとする「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」の思想は、初代ライフから脈々と受け継がれ、エポックメイキングなモデルとして足跡を残しています。
初代モデルは約4年間販売され、その後約23年のブランクを経て、1997年に2代目が発売されました。

車名は、「新しい時代のライフスタイルにピッタリ合ったクルマ」を目指し、命名されました。新しい時代を牽引する、まさにそれぞれの時代を象徴する活き活きとした息吹を感じる軽自動車として相応しいネーミングと言えるでしょう。

初代モデルでは、時代を先取りした軽トールワゴンとも言える、セミキャブオーバー型の「ライフステップバン」、ライフステップバンの後席部分を取り払ったピックアップトラックモデルの「ライフピックアップ」などユニークな派生車が発売されました。

1997年登場の2代目以降、フルモデルチェンジを経て2014年の5代目の販売終了を持って、新世代の価値観を持つ軽乗用車「N」シリーズへ完全に移行しました。

初代 ライフ SA/WA/VA系(1971年~1974年)

初代 ライフ SA/WA/VA系(1971年~1974年)

goo-net編集チーム

初代ライフはホンダが軽乗用車の分野で確固たるポジションを築いた「NIII」シリーズの後継モデルとして1971年6月に登場しました。

「広い生活空間を持ったまろやかなフィーリングファミリーカー」を開発テーマに、新設計のバランサー付水冷並列2気筒4サイクルエンジンを横置きに搭載し、高回転型のパワフルなエンジン特性、FF駆動方式により足元に余裕のある大人4人がゆっくりとくつろげる室内空間を実現し、発売当初より高い人気を博しました。

ボディタイプは2ドアと4ドアのショートファストバックセダンモデルを基軸に、広いカーゴスペースを持つ商用タイプの「ライフライトバン」、3ドアハッチバックステーションワゴンタイプの「ライフワゴン」、CV型ツインキャブを搭載したレスポンスに優れるスポーティモデル「ライフツーリング」など、幅広いバリエーションが展開されました。

また、派生車種にはセミキャブオーバー型の「ライフステップバン」、ライフステップバンのピックアップトラックモデルの「ライフピックアップ」などが発売され人気を博しました。
1972年発売の大ベストセラーカー「シビック」の登場とともに、徐々に生産を集約し1974年に惜しまれつつ初代ライフは生産を終了しました。

2代目 ライフ JA系(1997年~1998年)

2代目 ライフ JA系(1997年~1998年)

goo-net編集チーム

2代目ライフは初代ライフの販売終了から23年のブランクを経て、1997年4月に登場しました。

軽自動車本来の「扱いやすさ・機能性・経済性」など基本要素に加え、広い室内空間と日常の使い勝手を追求したカーゴスペースを提供する「マルチユーティリティ」、優れた走行性能・操縦性、乗り心地を実現する「パフォーマンス」、洗練された個性的でセンスの良い「スタイリング」の3つの柱を開発テーマに掲げ、開発されました。

2代目ではデザインコンセプトを一新し、全高1570mm以上の軽トールワゴンタイプとすることで、乗降性・視界性に優れた大人4人がゆったりと移動できる居住空間を実現しました。

大型バンパーグリルや大きなガラスエリアにより、洗練されたスタイリッシュで力強いボクシーなボディスタイルとデザインが外観上の特徴です。

また、助手席シートより40mm幅広のしっかりした掛け心地が特徴の運転席大型スクエアシート、ヘッドレストを備えた厚みのある分割可倒式リクライニングリヤシート、紫外線をカットする高熱線吸収UVカットガラスや抗菌ステアリングホイールなどを採用することで、快適性に優れた居住空間を提供しています。

キビキビした軽快な走行性能と経済性に優れる直列3気筒ハイパー12バルブエンジンを搭載し、前後にスタビライザーを備えた剛性の高いサスペンションと相まって、クラストップレベルの安定走行性能と揺れの少ない快適な乗り心地を実現しました。

高剛性を持つボディや運転席SRSエアバッグシステムをはじめ、ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)をオプション設定するなど、高い安全性能を備えたモデルとして人気を博しました。

各グレードともシフト剛性を高めスポーティな走行フィールが特徴の5速MTとスムーズな加速性能と高い経済性を両立した3ATが設定されています。なお駆動方式はFFのみです。
2代目ライフは軽自動車の新規格化に伴い、1998年9月に生産が終了しました。

ライフ(LIFE)Tタイプ(1997年4月モデル)

ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3295×1395×1635mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1640×1170×1310mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R13 73S(後)155/65R13 73S
エンジンタイプ:E07A型 0.66L 水冷直列3気筒SOHC12バルブ
排気量:656cc
最高出力:48ps(35kW)/6300rpm
最大トルク:5.8kg・m(56.9N・m)/5500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:16.6km/リットル
車両重量:780kg
価格:1,164,000円

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/LIFE/2001834/index.html

・主なグレード
「Bタイプ」「Gタイプ」「Tタイプ」。
(特別モデルを除く)

・カラーバリエーション
グラナダブラック・パール、クレタホワイト、ブレードシルバー・メタリック、フィレンツェレッド・パール、タイムグリーン・パール、アドリアティックブルー・パール、ゼファーブルー・メタリック、シエナオレンジ・パールなど。
(発売時期・グレードにより異なります)

ホンダ ライフ JA系の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-LIFE/model-2-10202012/index.html

3代目 ライフ JB1/2系(1998年~2003年)

3代目 ライフ JB1/2系(1998年~2003年)

goo-net編集チーム

3代目ライフは1998年10月1日に施行された軽自動車の新規格化に伴い、ボディサイズが拡大され1998年10月に登場しました。

ホンダの提案する「SMALL IS SMART」をベースに、世界トップレベルの安全性能・環境性能をはじめ、軽自動車ならではの経済性、実用性や利便性を追求した新たな価値観を創造する「Kムーバー」シリーズとして誕生しました。

「より運転しやすく・より使いやすく・より走りやすく」を開発テーマに掲げ、乗る人の楽しさを追求したパッケージングにより、発売当初より高い人気を得たモデルです。

【エクステリア】
先代モデルからのキープコンセプトながら、新規格に対応し大きくなったボディサイズにより安定感のある親しみやすいスタイルへブラッシュアップされました。

また、全長が100mm、全幅が80mm大きくなったにも関わらず、最小回転半径は4.5mと変わらず、取り回し・視界性の良さから運転しやすい設計となっています。

【インテリア】
ボディサイズの拡大はそのまま、室内サイズにもいかされ、大型化され質感・掛け心地の向上した前席シート、センスの良い質感の高いインテリアデザインをはじめ、用途によりさまざまなアレンジが可能な分割可倒式リヤシートやラゲージスペースの使い勝手の良さと相まって、利便性・乗降性に優れた快適な室内空間を実現しています。

【パフォーマンス】
ボディ幅の拡大により、エンジンの取り回しの自由度が向上し、低速トルクが大幅に向上し市街地走行のドライバビリティに優れるハイパー12バルブエンジン、路面からの凹凸をしっかり吸収するサスペンションをはじめとする足回り、剛性感を高めたボディにより、優れた走行性能と乗り心地、経済性を実現しました。

また、操舵フィールに優れる電動パワーステアリング(EPS)の採用やリアルタイム4WDの設定など、走りの質感・走破性も大幅に向上しました。

【世界トップレベルの安全性能・環境性能】
・G-コントロール技術の採用
衝突時の車体に発生するG(衝撃)をコントロールする新・衝突安全設計ボディの採用により、世界最高水準の衝突安全性能と歩行者の傷害軽減を実現しました。
・運転席&助手席SRSエアバッグシステム、フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルトを標準装備
・世界最高水準の環境性能基準を達成した低公害エンジン「ホンダLEV」の搭載や高いパーツのリサイクル率など大幅な環境性能の向上を達成

他にもABS(四輪アンチロックブレーキシステム)+ブレーキアシストをメーカーオプションで設定するなど高い安全性能を備えたモデルです。

各グレードとも3ATと5MTのシフト、FFと4WD駆動の組み合わせが設定されています。

ライフ(LIFE)Tタイプ(1998年10月モデル)

ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1645mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1660×1210×1255mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R13 73S(後)155/65R13 73S
エンジンタイプ:E07Z型 0.66L 水冷直列3気筒SOHC12バルブ
排気量:656cc
最高出力:50ps(37kW)/7000rpm
最大トルク:6.2kg・m(60.8N・m)/4500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:17.4km/リットル
車両重量:830kg
価格:1,159,000円

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/LIFE/2001437/index.html

・主なグレード
「Bタイプ」「Gタイプ」「Tタイプ」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
ABS(四輪アンチロックブレーキシステム)+ブレーキアシスト、プライバシーガラス(リヤドア/テールゲート)、オートエアコンディショナー+エアクリーンフィルター、リヤワイパー(ウォッシャー付)、AM/FMチューナー付MDステレオ(4スピーカー)、ルーフレールなど。

・カラーバリエーション
スターライトブラック・パール、タフタホワイト、スプレーグリーン・メタリック、ルミナスイエロー、ボーグシルバー・メタリック、ルビーレッド・パール、スーパーマリンブルー・パール、グレースシルバー・メタリックなど。
(発売時期・グレードにより異なります)

ホンダ ライフ JB1~2の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-LIFE/model-1-10202012/index.html

4代目 ライフ JB5~8系(2003年~2008年)

4代目 ライフ JB5~8系(2003年~2008年)

goo-net編集チーム

4代目ライフは「ハートフル・テクノロジー」をキーコンセプトに掲げ、より安心・オシャレ・快適・使いやすく、ユーザーの誰もが心を満たす新世代のフレンドリーな軽自動車を目指し、2003年9月に登場しました。

【エクステリア】
「Fun Fun Function」をデザインコンセプトに、先代のボクシーなボディスタイルを一新し、丸みを帯びたスタイリッシュでワクワクするような親しみやすい躍動感あるフォルムに生まれ変わりました。

大型バンパーのサイドから続くフェンダーの張り出しとともに、ロングホイールベースのもたらす、どっしりした安心感のあるボディフォルム、弧を描くように滑らかに下降する流麗なルーフトップ、大胆で立体的なマルチリフレクターヘッドランプなど個性ある、主に女性をターゲットにした優しさを感じるボディデザインが特徴です。

【インテリア】
「遊・優・Useful」をコンセプトにしたインテリアは、遊び心あるマルチインフォメーションディスプレイをはじめ、ツートーンを基調に上品で明るく使い勝手の良い機能性溢れる室内空間を提供しています。

メタリックのインストルメントパネルや操作しやすいインナードアハンドルの形状など、操作性やデザイン性に優れ、オシャレで柔和な雰囲気を演出しています。

また、低床フロアや軽自動車初の前後・サイドのウォークスルーを実現したチップアップ&スライド助手席、ダイブダウン機構を備えた多彩なアレンジが可能な分割可倒式リヤシートの採用により、利便性の高い広々としたユーティリティスペースが特徴です。

【パフォーマンス】
急速・完全燃焼を徹底追及した新開発の1気筒あたり2本のプラグを備える高知能化i-DSIエンジン(Intelligent-Dual & Sequential Ignition)を搭載することで、低速域からでも力強いトルク特性を持ち、低燃費・低排出ガスの両立を実現しました。

ショートストロークでありながら、耐ノッキング性に優れ、高回転まで気持ちの良い回転フィールを提供します。
同時にi-DSIターボエンジンをラインナップに加え、高速走行でも余裕のあるフレキシブルな走りと低燃費でクリーンな環境性能を達成しました。

従来の3ATと5MTのトランスミッションは伝達効率に優れるロックアップ機構付4速ATへ置き換わり、新開発のエンジンとの組み合わせにより、軽快でビビットな走行性能を提供しています。

また、制振・防音性能にこだわった新骨格ボディ、高剛性マクファーソンストラット式フロントサスペンションとH型ビーム式リヤサスペンションの採用により、クラスを超えた静粛性と操縦安定性、路面の凹凸の追従性に優れたフラットな乗り心地を実現しました。

【安全性能】
新設計「コンパティビリティ対応ボディ」を採用したことにより、車同士の衝突の際に衝突エネルギーをエンジンルームで効率的に分散・吸収し、相手車両への攻撃性を低減するとともに、歩行者との接触時に頭部や脚部への衝撃吸収性を大幅に向上させました。

また、乗員の頭部の衝撃を和らげる頭部衝撃保護インテリアや運転席&助手席SRSエアバッグシステム、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS+ブレーキアシストの設定など、高い安全性能を備えた、発売当初より高い人気を博したベストセラーカーです。

各グレードともFFとフルタイム4WDモデルが設定されています。

ライフ(LIFE)C(2003年9月モデル)

ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:フルタイム4WD
ボディサイズ:3395×1475×1590mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1805×1275×1285mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R13 73S(後)155/65R13 73S
エンジンタイプ:P07A型 0.66L 水冷直列3気筒SOHC6バルブ
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6700rpm
最大トルク:6.2kg・m(61N・m)/3800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:18.4km/リットル
車両重量:910kg
価格:1,070,000円

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/LIFE/10012430/index.html

・主なグレード
「Cタイプ」「Cタイプターボ」「Fタイプ」「Fタイプターボ」「Dタイプ」「Dタイプターボ」「ディーバ」「ディーバターボ」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
HIDディスチャージヘッドライト(ハイ/ロービーム)、Hondaスマートパーキングアシストシステム、Hondaスマートカードキーシステム(イモビライザー機能付)、AM/FMチューナー付MD/CDプレーヤー(時計機能付)、ビターブラウンインテリア、フルオート・エアコンディショナー(エアクリーンフィルター付)、DIVA専用テールゲートスポイラー&フロントフォグライトなど。

・カラーバリエーション
マッチャクレム、カラメルクレム、ブリリアントホワイト・パール、アイスブルー・メタリック、アイリスレッド・パール、ナイトホークブラック・パール、ストームシルバー・メタリック、サテンシルバー・メタリック、タフタホワイトなど。
(発売時期・グレードにより異なります)

ホンダ ライフ JB5~8の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-LIFE/model-3-10202012/index.html

5代目 ライフ JC系(2008年~2014年)

5代目 ライフ JC系(2008年~2014年)

goo-net編集チーム

5代目ライフは「デイリー・スマイル・テクノロジー」をキーコンセプトに掲げ、軽自動車の基本性能に立ち返り、ユーザーの誰もが毎日を快適に笑顔で過ごせるパートナーを目指し、2008年11月に登場しました。

ラインナップを大きく見直し、シンプルで機能性に富み実用的なカジュアルグレード「G」、明るく上品な外観を持つ、オシャレな女性を意識したエレガントなグレード「PASTEL」、エアロパーツを備えシャープで迫力あるスタイリングが特徴のスポーティグレード「DIVA」の3グレード構成になりました。

2008年11月の発売から約1ヶ月で、月間販売目標台数13,000台に対し、約15,500台の受注を記録するなど順調な立ち上がりを見せ、同時に1971年の初代ライフ発売以来150万台以上の累積販売台数を誇るベストセラーモデルへと成長しました。(2008年12月時点)

【エクステリア】
「シンプル・スマート・モダン」をデザインコンセプトに、ラウンドした曲面をいかした親しみやすいモダンなフロントマスクから大型ヘッドランプの造形、サイドウィンドウが立ちスクエアで洗練されたボディフォルム、フロントフェンダーからリヤフェンダーへと続くスタイリッシュでシャープなアクセントラインが特徴です。

3モデルとも異なったフロントバンパーを備えた個性的なボディデザインを採用し、幅広いユーザー層にマッチしたラインナップを展開しています。

【インテリア】
ヒップポイントを最適化するとともに、身体をしっかりホールドする左右分割式のフロントベンチシートを採用することで、揺れによる疲れを感じにくくなり、視界性・快適性が向上しました。

後席はリヤサスペンションの改良により足元が85mm、フロアの低床化とスクエアなボディ形状によりヘッドクリアランスが60mm広くなるなど、厚みのある底づきしない上質な掛け心地を提供するリクライニング機構付分割可倒式リヤシートと相まって、広々とした居住性を確保しました。

【パフォーマンス】
先代からの高知能化i-DSIエンジン(Intelligent-Dual & Sequential Ignition)とロックアップ機構付4速ATをパワートレインに採用し、エンジン特性やギアレシオ・トルクコンバーターの特性を見直すことで、ストップ&ゴーの多い市街地走行でのドライバビリティに優れたスムーズで軽快な走行性能と低燃費性能を両立しました。

また、ボディ剛性の強化・軽量化や防音性能の向上をはじめ、シャシー性能を徹底的に見直すとともに、フルタイム4WDモデルではド・ディオン式3リンクリヤサスペンションを採用するなど、質の高いしなやかな乗り心地と静粛性を実現しました。

【安全性能】
世界初の連続容量変化タイプのSRSエアバッグシステムを運転席に標準装備し、側面からの衝突時の頭部の衝撃を緩和するサイドカーテンエアバッグシステム+iサイドエアバッグシステムの設定、コンパティビリティ対応ボディや頭部衝撃保護インテリアの採用など、先進の安全装備を備えています。

各グレードともFFとフルタイム4WDモデルが設定されています。

ライフ(LIFE)ディーバ(2008年11月モデル)

ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1610mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2005×1295×1315mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)165/55R14 72V(後)165/55R14 72V
エンジンタイプ:P07A型 0.66L 水冷直列3気筒SOHC6バルブ
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/7100rpm
最大トルク:6.1kg・m(60N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:20.0km/リットル
車両重量:840kg
価格:1,260,000円

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/LIFE/10051915/index.html

・主なグレード
「C」「G」「Gコンフォートセレクト」「パステル」「パステルターボ」「ディーバ」「ディーバクールセレクト」「ディーバターボ」「ディーバターボクールセレクト」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
HIDディスチャージヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング機能付)、前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)+サイドカーテンエアバッグシステム(前席/後席対応)、Honda HDDインターナビシステム(7インチワイドディスプレイ、TV/AM/FMチューナー付DVD/ CDプレーヤー、照明付オーディオリモート・コントロールスイッチ、リヤカメラ)、Hondaスマートパーキングアシストシステム、チルトステアリング、合成革巻ステアリングホイール、ステアリングホイールガーニッシュ、マイクロアンテナなど。

・カラーバリエーション
ナイトホークブラック・パール、ピンクゴールド・メタリック、シリウスブルー・メタリック、プレミアムクリスタルローズ・パール、ソレントブルー・パール、アドミラルグレー・メタリック、プレミアムホワイト・パール、アラバスターシルバー・メタリック、バニラクレム、スマッシュイエロー、プレミアムダークエメラルド・パール、タフタホワイトなど。
(発売時期・グレードにより異なります)

ホンダ ライフ JC1~2の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-LIFE/model-4-10202012/index.html

ライフはモダンで洗練された上品な安定感あるボディデザイン、全方向に余裕のある広々とした使い勝手の良い静粛性の高い室内空間、質の高いしなやかな乗り心地と快適な走行性能など、毎日使える身近なとして1971年に登場して以来、競合の多い軽自動車カテゴリーの中でも高い人気を誇るモデルです。

初代モデルが目指したフィロソフィーである「新しい時代のライフスタイルにピッタリ合ったクルマ」は、歴代のライフに脈々と受け継がれ、現在も後継モデルの「N」シリーズとして進化を続けています。

ホンダ ライフの中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-LIFE/index.html

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