車のエンタメ
更新日:2018.10.17 / 掲載日:2017.10.05
フォーミュラドリフトUSA? 最強ドリフター操る1300馬力GT-Rの異次元パワー感!
突然ですが、みなさんが運転したことのあるなかで、もっともパワーがあったクルマの馬力はどのくらいでしょうか?
軽自動車だとターボ付でも64馬力、ふつうのクルマなら200馬力もあればけっこう力持ちですよね。日本車だと、20年ほど前までは280馬力が最大でしたしが、いまでは日産GT-Rの高出力バージョンの「NISMO」が600馬力を誇ります。そう考えてみると、日本の市販車もずいぶんとパワフルになりました。600馬力といえば、あれだけ速かったR34型GT-Rの倍以上のパワーですよ。改めてすごいと思います。
しかし、今回紹介する動画はそれどころでは、ありません。なんと大規模にチューニングされて驚きの1300馬力ですよ! 想像もできないパワーです。あの最高速度407km/h、排気量8.0Lで16気筒エンジンを搭載する「ブガッティ・ヴェイロン」の1001馬力だって軽く超えているのですから、とんでもないことです(後継車で1500馬力の「シロン」には劣りますが)。
いったいどんな走りをするのでしょうかね?
このクルマは、アメリカのドリフトシリーズである「フォーミュラ・ドリフトUSA」を戦うために、ファットファイブというファクトリーが制作したもの。つまりはドリフトマシンです。
気になるエンジンは4.3Lに排気量アップして「HKS GT1000+」というタービンを装着。ドリフトマシンなので駆動方式は4WDではなく後輪駆動となっています。
インテリアも、まさにスパルタンで、まるでレーシングカーのようです。ステアリングを握るのは日本のドリフトシリーズであるD1にも参戦している。斎藤太吾選手。「DAIGO」の名前はアメリカでも知られているそうです。そして気になる走りはといいますと……。
ドリフトをするには繊細なアクセルワークと正確なハンドルさばきが必要といいますが、素人が乗ったらあまりのパワーを持て余して、すぐにスピンしちゃいそうですね。でも怖いもの見たさにちょっとだけ運転してみたい気もします。そして全開加速を味わってみたいものです。