クルマのお役立ち情報[2017.06.22 UP]

ECOLOGY
ディーゼルとPHVの2本柱で環境性能でも時代をリードする

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メルセデス・ベンツ C 220d ステーションワゴン アバンギャルド

世界中の自動車メーカーが重要課題に掲げる環境対応。この分野でもイニシアチブを取り積極的にエコ化を進めるメルセデスだが、その主要なカードは、「クリーンディーゼル」と「PHV」。目下、急ピッチでラインアップへの浸透を図っている。

文●石井昌道 写真●内藤敬仁、GooWORLD

ブランドのあり方も変える環境への対応

 燃費およびCO2の排出量、それに排気ガスの浄化を含めた環境性能を向上させていくことは自動車にとって永遠の命題ともいえ、安全性能と並んで果たさねばならぬ社会的責任の最たるものだ。

 メルセデスはそこへ真っ向から取り組み、最新技術を駆使したパワートレーンを全方位的に展開しているが、なかでもクリーンディーゼルとPHVが2本の柱になってきている。

 前者はいま現在でのひとつの解。低燃費/CO2排出量の削減に主眼をおけば、ガソリンよりもおおむね2〜3割は有利であり、技術的にハードルが高いと言われる排気ガスの浄化も以前から考えれば劇的に進化した。普段使いの走りの満足度が高く、燃料コストも抑えられるとあって、最近は日本でも高い人気を誇っているのもうなずける。

 だが、もう少し先まで見越していくとエンジンを進化させるだけではなく、電気の力を大いに活用していく必要がある。2020年以降の燃費/CO2排出量規制、それに交通が集中する大都市部での大気汚染抑制を考慮すれば、EVおよび一定の距離をEV走行できるPHVは不可欠な存在なのだ。

 PHVは一般的なハイブリッドカーよりも高価なバッテリーを大量に搭載するため、車両価格が高価になり、現時点ではクリーンディーゼルほどの経済的メリット、コストパフォーマンスのよさが見いだせていない。そこでメルセデスは、電気の力によるトルクフルな走りや静粛性向上での高級感の演出など、付加価値を増やすことに注力している。以前はクリーンディーゼル・モデルが上位グレードだったが、いまやPHVのほうが上に位置するようになったのだ。

 メルセデスの中長期戦略においても、エレクトリックモビリティは重要視されており、充電システムやバッテリーのリサイクルなど、PHVやEVへ包括的に取り組んでいくことが表明されている。

 近々ではクリーンディーゼル+PHVに取り組み、新たなエレクトリックモビリティのブランドを立ち上げるなど意欲的な活動が見込まれている。環境性能で時代をリードし続けていくことはメルセデスの使命でもあるのだ。

PICKUP MODEL
MERCEDES-BENZ C 220d STATIONWAGON AVANTGARD

買いの理由

走り、経済性、機能性など
全方位に優れた手軽なワゴン

 いまだに、ふと見ると思わず「Sクラス!?」と思ってしまう現行Cクラスのエクステリアデザイン。その華やかな見た目に裏切られることなく、クルマとしての基本的な完成度、満足度は高い。そんな人気モデルであるが、いま購入しておもしろいのは、「クリーンディーゼルを積んだステーションワゴン」ではないだろうか。力感のある走りに低燃費でこたえ、さらにアクティブなカーライフをバックアップする「使える」ワゴンなのだ。

メルセデス・ベンツ C 220d ステーションワゴン アバンギャルド
メルセデス・ベンツ C 220d ステーションワゴン アバンギャルド

メルセデスらしい品質感や機能性が随所に感じられる「Cクラス」は、これまでもファーストメルセデスの本命だったが、現行モデルはだれもが納得できるつくりのよさだ。

メルセデス・ベンツ C 220d ステーションワゴン アバンギャルド(9速AT)

全長×全幅×全高 4705×1810×1450mm
ホイールベース 2840mm
トレッド前/後 1565/1550mm
車両重量 1710kg
エンジン 直4DOHCディーゼルターボ
総排気量 2142cc
最高出力 170ps/3000-4200rpm
最大トルク 40.8kg m/1400-2800rpm
サスペンション前/後 4リンク/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後 225/50R17
新車価格 587万円〜 673万円(C 220d系 ステーションワゴンのみ)

PICKUP MODEL
MERCEDES-BENZ GLC 350e 4MATIC Sports

買いの理由

PHVでさらに際立つ
上質なコンパクトSUV

 「Cクラス」のSUVといえる「GLC」に加わったプラグインハイブリッド(PHV)が「350e」だ。剛性感の高いボディが生むGLCのフラットな乗り味は、クセがなく親しみやすいのだが、PHVの静かで力強い加速とは絶妙なマッチング。もたらされる「上質感」は、ドライバーのみならず、すべての乗員で共有されるはずだ。PHVらしく、エンジンとモーターが合わさるフル加速も鮮やかで、0-100km/h加速は5.9秒を誇る。

メルセデス・ベンツ GLC 350e 4MATIC スポーツ
メルセデス・ベンツ GLC 350e 4MATIC スポーツ

外観の存在感にはじまり、機能的なインテリア、静寂さや快適性など、クラスを超えたクオリティが魅力だ。

メルセデス・ベンツ GLC 350e 4MATIC スポーツ

給油口は通常モデルと同じく右側のリヤフェンダーに位置し、充電ソケットは、リヤバンパーの右側に設置されている。

メルセデス・ベンツ GLC 350e 4MATIC スポーツ(7速AT)

全長×全幅×全高 4670×1900×1640mm
ホイールベース 2875mm
トレッド前/後 1615/1610mm
車両重量 2110kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1991cc
エンジン最高出力 211ps/5500rpm
エンジン最大トルク 35.7kg m/1200-4000rpm
モーター最高出力 114ps
モーター最大トルク 34.7kg m
サスペンション前/後 4リンク/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前後 255/45R20
新車価格 873万円(クーペを除く)

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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