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更新日:2018.11.29 / 掲載日:2014.11.03

【トヨタ】エスティマの特徴とメリット・デメリット

トヨタ・エスティマ

goo-net編集チーム

ミニバン界をけん引してきたトヨタエスティマは、1990年に誕生しました。

およそ四半世紀にわたる歴史あるミニバンです。
最近ではエスティマと同格のミニバンもトヨタ内外からリリースされ、苦戦が続いています。

エスティマがミニバン界をけん引してきた

発売当時の近未来的なスタイリングは、衝撃的でした。
メーカーのキャッチコピーが「天才タマゴ」で、丸みを帯びた形が目を引きました。
2000年1月に発売された2代目では、
エンジンレイアウトを床下のミッドシップからFFタイプに変更。
これによって、エンジンの大型化で3.0L版も登場し、大幅な馬力のアップになりました。
エスティマの販売も勢いを増し、同年の新車販売台数が3位に躍進しました。

ミニバンで初となったハイブリッド車は、2001年6月に登場しました。
前席から3列目シートまで、車内で移動できるウォークスルーも画期的でした。
他社もエスティマを意識したミニバンを開発してきた歴史があります。

エスティマのメリット・優れた点

2列目シートの居住性は、国産ミニバンのトップクラスです。
特筆すべきは3列目シートが床下収納できる点になります。
これによって、2列目シートが80cmも後方にスライドする「スーパーリラックスモード」が売りです。
オットマン機能もあり、快適空間を演出します。

トヨタの高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」の3列目シートは、
跳ね上げ収納になります。
なので、荷室の使い勝手の良さも、エスティマに分があります。

エスティマのデメリット

3代目の現行車は2006年のリリースです。
四半世紀の歴史の中で、3回のモデルチェンジでは、最新機能の追加設定に追いつきません。
2014年9月にようやく追加設定を行い、「S-VSC」(横滑り防止装置)が全車標準装備になりました。
エスティマクラスはもちろん、格下のヴォクシーにも既に標準装備しています。

エンジン性能はミニバンとして優秀ですが、後輪の不安定さが挙げられます。
後輪サスペンションがトーションビーム式で、
独立懸架式ではないため、路面の凹凸がかなり伝わります。
フル乗車時には、コーナーでのボディー剛性の弱さもあります。

4代目のエスティマに注目が集まる

正式な発表はありませんが、2016年までに4代目が登場する情報も出ています。

レーダークルーズ、レーンキーピングアシストなどの安全装備の拡充が考えられます。
さらに低燃費となるハイブリッド車の開発も予想されます。
各種装備などが若干、遅れている現行車よりも、新型のリリースの動向待ちが賢明と思われます。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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