試乗記[2017.05.18 UP]

アウディ S4 試乗レポート

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アウディ S4

あらためて存在意義を示したスポーツバージョン

 アウディ「S4」がフルモデルチェンジした。プレミアムセダンA4のスポーツバージョンとして、ダイナミックで優雅なスタイリングとエモーショナルな走りを磨き続けてきたS4は、今回の新型で5代目となる。先代は2008年のデビューなので、久しぶりのニューモデルとなるが、実際にドライブしてみて、予想を裏切らないレベルアップが確認できた。

 LEDヘッドライトが特徴的なフロントマスクからサイド、リヤエンドに至るまで、均一感のあるボディラインがA4以上の「凝縮感」を作り上げている。近年のアウディが世界に誇るハイクオリティがまずは視覚で訴えてくる。また、クローム仕上げのデュアルエグゾーストとディフューザーが、強い存在感を作り上げている。

 そしてやはり、とくに印象的なのはその走り。剛性感を格段に向上させながら、クルマ全体でおよそ100kgもの軽量化を達成したというボディは、あらゆるシーンでS4のポテンシャルを大きく引き上げている。ステアリングやアクセルワークに対するレスポンスの速さ、正確さは、ピュアスポーツモデルを思わせるほどで、トータルな進化を感じさせられた。

アウディ S4

 搭載されるエンジンは、アウディ独自の高効率な燃焼方式(Bサイクル)を採用する3LのV6ターボだが、これまでのものと比べてパワーとドライバビリティが大幅に高められているという。先代と比べ、最高出力21馬力、最大トルク6.1kg mのアップを果たしながら、燃費も12.7km/Lとわずかながら改善されている。シリンダーブロックはアルミ化され軽量化に大きく貢献している(先代比14kg減)。

 また、衝突防止機能の進化も大きく、前方だけでなく、側方、後方もセンサーとカメラが常時監視する。渋滞時などのアシスト機能は、アクセルやブレーキに加えてステアリング操作まで行うようになった。意味ある進化を遂げた新型モデルだ。

文●GooWORLD 写真●澤田和久、北川 泉
問い合わせ アウディコミュニケーションセンター TEL:0120-598-106

Detail Check

アウディ S4(コックピット)

コックピット

ダイナミックなパフォーマンスを支えるコクピットは高品質な素材が用いられた機能的な空間。最新のS4では、アシスタンスシステムやコネクティビティといった分野の進化でも目覚ましい進化を見せている。

アウディ S4(インテリア)

インテリア

Sモデルらしさがフロントシートの形状からも伝わる。横方向の強いGでもしっかりと身体をサポートするSスポーツシートはオプションだが、快適で普段使いにも頼もしい。

アウディ S4(エンジン)

エンジン

ハイレベルなパフォーマンスの源となる3L V6ターボ。354馬力のパワーを誇りながら、燃費は12.7km/L(JC08モード)だ。

アウディ S4(ラゲッジスペース)

ラゲッジスペース

フラットなラゲッジスペースに分割可倒のリヤシートなど、ベースであるA4譲りの使い勝手のよさが随所に見られる。

主要諸元:アウディ S4(8速AT・ティプトロニック)

全長×全幅×全高 4745×1840×1410mm
ホイールベース 2825mm
トレッド前/後 1560/1545mm
車両重量 1680kg
エンジン V6DOHCターボ
総排気量 2994cc
最高出力 354ps/5400-6400rpm
最大トルク 51.0kg m/1370-4500rpm
サスペンション前後 ウィッシュボーン
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後 245/40R18

全国メーカー希望小売価格(発売 2016年10月)

アウディ S4(8速AT・ティプトロニック) 839万円

Body Color

 フロレットシルバーM  ナバーラブルーM  □グレイシアホワイトM
 デイトナグレーPE  ミストブラックM  ミサノレッドPE
 □アイビスホワイト

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