車のエンタメ
更新日:2018.11.10 / 掲載日:2017.03.17
ポルシェ自身が選んだ「もっともスリリングなポルシェ5台」はこれだ!
あちこちで話題になっている、ポルシェ自身がセレクトした「ポルシェ トップ5」シリーズ。その最新作は、「公道外におけるスリリングなポルシェ、トップ5!」。果たしてそこにカウントされている栄誉あるモデルは? さっそく見ていきましょう!
第5位 1986年パリ・ダカールラリー 「959 パリ・ダカール」
画期的な4WDシステムを持つ市販車「959」をベースに、パリ・ダカールラリーに出場するためのモディファイが施されたマシン。1986年のパリ・ダカでは圧倒的なレース展開で1万3000キロを走り、見事ワンツーフィニッシュを決めました。
第4位 1982年 ル・マン24時間耐久レース 1-2-3フィニッシュ「956」
とにかく強い!というイメージが強烈なレースカー。「グループC」という規格で作られたレーシングマシンで、ワークスチームだけでなく数多くのプライベーターにも供給され、世界各地で大活躍しました。トラストにアドバン、フロムAと日本でも激走していましたね。懐かしい。なんとデビューイヤーである1982年のル・マン24時間耐久レースでは、いきなり1-2-3フィニッシュを決めています。
第3位 1973年 カンナムカップ 「917/30スパイダー」
917は「グループ4」規格に準拠して開発され1967年にデビューしたプロトタイプレーシングカー。FIA選手権用はクローズドボディですが、北米の「カナディアン-アメリカン・チャレンジカップ(Can-Am)用としてオープンボディの派生モデルもあります。917/30スパイダーはそんなCan-Am用マシンの最終モデル。ターボ付で圧倒的な強さを誇りました。そして1973年には全8戦中6勝(他の2戦もポルシェ917/10が優勝)してシリーズを制覇。最高時速はなんと380km/h!!! とてつもない速さです!
第2位 1983年 ノルドシュライフェ コースレコード樹立 「956」
ノルドシュライフェとは、ドイツにある過酷なサーキットのこと。全長約25キロにもわたり、山岳地帯を切り開いた峠道のようなコースは「魔物が棲む」とも言われています。「ノルドシュライフェ」は通称名で、日本では「ニュルブルクリンク」と言ったほうがおなじみですよね。1983年にそこでタイムアタックをしたポルシェ959は6分11秒13という記録をマーク。これがどのくらい凄いかというと、日産GT-Rが世界最速量産車として2013年に新記録を樹立した時の記録が7分08秒679。純レーシングカーとはいえ、それより約1分も速いんですから、ひぇーー!!ですよね。
そして1位は……
なんとこのマシンがトップに!
第1位 2013年 918 スパイダー
4.6L V8エンジンは612馬力、システム合計の出力はなんとは880馬力を超えます。その熱い走りは是非、動画にて!