車のエンタメ
更新日:2017.11.10 / 掲載日:2017.11.10
ファン絶賛! 青年が2年がかりで名車コブラを手探りで組み立てた!
人間、努力すればなんとかなるものです。ここでは、そんなことを感じずにはいられない映像をお届けいたします。
自分でクルマを組み立てた、などというひとは日本ではほとんどいないですよね。また海外でも決して普通のことではないと思いますが、なかにはいるのです。今回はアメリカの青年が、組み立てるのは名車「コブラ」のレプリカ。2014年から2016年まで、2年をかけてコツコツと作り上げた長編動画です。
まずは部品の搬入。ボディパネルなども見えますね。
説明がないので詳細は不明ですが、シャシーは溶接している様子がないので、あらかじめ溶接されたものを購入しているのだと思われます。英国や米国などを中心に、海外では「キットカー」と呼ばれる、自分で組み立てる実車が販売されています。
ついにエンジンがドッキング。やっぱりV8なんですね。ワイルドです! 本人のインターネットへの書き込みによると、エンジンは車体とは別に調達したようで、フォード351ウインザーユニットで400馬力だとか。1960年代から存在するエンジンなのに妙にキレイに見えるのは、現在でも新品を入手する方法があるということでしょう。なんとも奥が深い世界です。
それにしても、自宅のガレージでエンジンを組み付けられるなんて、クルマ好きにとってはとてもうらやましい環境ですね。
そして完成! 製作期間は週末だけを使って2年間だそうです。それにしても、彼は若くして一生もののクルマを手に入れたに違いありません。
こうして自分で制作したクルマが正規にナンバーを取得して公道を走れるなんて素敵です。日本でこれをやるのは難しいようです。かつて光岡自動車がキットカーを販売していましたが、法律の壁があって、普通車ではなく軽車両の規格でしたからね。