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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2017.10.25
【東京モーターショー2017】アウディは5台の日本初公開モデルを展示
ドイツ系プレミアムブランドとして、日本市場におけるポジションも定着しているアウディ。同社のブースでは、セダンとSUVの最新型フラッグシップモデルを展示。また、ジャパンプレミアとなった「Elaine concept」では、4ドアクーペ+SUVというユニークなスタイリングを身にまとい、「AIハイウェイパイロット」と呼ばれる次世代自動運転機能を搭載。今後のアウディブランドの方向性を指し示している。そのほか高性能部門のアウディスポーツから、RS4アバントが日本でお披露目になるなど、クルマ好きの目を楽しませてくれた。
レベル4の高度な自動運転技術を搭載したEVコンセプト「Elaine」
近年、自動運転技術が目覚ましく発展しているが、アウディElaineはそんな先進テクノロジーを採用したコンセプトカーである。自動運転は、どの程度クルマが運転に介入するかでレベルが分けられているが、このモデルはレベル4というステージ。これはドライバーは運転席で待機する必要はなく、クルマがステアリング、アクセル、ブレーキを操作してくれるレベル。知性あるデザインは今後のアウディデザインの方向性を示している。
レベル3の自動運転技術を搭載したフラッグシップ「A8」
ラグジュアリーセダンの未来を提示する新型A8がジャパンプレミアされた。タッチスクリーンを多用した革新的な操作方式、体系的電動化が進められたドライブシステムなどが大きな特徴。また生産モデルとしては世界初となる「レベル3」の自動運転システムが新型A8向けに開発されており、2018年以降一部の市場から徐々に、パーキングパイロット、ガレージパイロット、トラフィックジャムパイロットといった先進的な自動/自律運転機能が使えるようになるというから楽しみだ。
アウディSUVレンジのトップモデル「Q8 sport concept」
2017年1月にデトロイトショーで公開された「Q8 concept」派生バージョンが「Q8 sport concept(Q8スポーツコンセプト)」。アウディSUVラインアップの最上位に位置するこのモデルは、スポーティネスを具現化した先進デザインのエクステリアに、450馬力の6気筒3.0TFSIエンジンと、回生効率を高めたMHEVシステムを組み合わせている。ハイパフォーマンスとローエミッションを両立した次世代フルサイズSUV像を提案する。
ハイパフォーマンスワゴン「RS 4 Avant」の姿も確認!
450馬力を発揮する2.9L V6ツインターボを搭載し、0-100km/h加速は4.1秒を実現するハイパフォーマンスワゴン。外観は、ベースとなるA4アバントに比べホイールアーチ部分が30mmワイド化されているほか、RS専用のスポイラーなどが与えられるなど迫力あるデザインとなる。