DAIHATSU Tanto (ダイハツ タント) 見積
■プロフィール
 「タント」の意味は、イタリア語で「とても広い、たくさんの」。そのネーミングにこそ、明快なコンセプトが語られている。軽最大の2440mmというホイールベースに2000mmの室内長をフルに活かしてのずば抜けたスペースユーティリティと、愛着の持てるイメージが最高。3気筒エンジンはNAとターボ、駆動はFFと4WD、4ATが基本で、NAの4WDだけ3AT。
ビッグに使えるスモールカーといえばタント
 見て、思わず乗りたくなるのがタントのよいところ。うれしい気分で、まずはNAに試乗した。エンジンは高回転まで軽やか。ノイズは大きくなれども、全体にヒステリックさがないので、さほど耳障りではない。パワーは必要十分。市街地ではもちろん、とくに不足を意識させられることはない。というより、3.3回転と軽く扱いやすいパワステとのコンビネーションにより、入り組んだ路地をスイスイ。タントらしさが発揮されるフィールドでは一段と活き活き、存在感に高まりをみせる。軽としては乗り心地がよいのは、ロングホイールベースと高剛性ボディに負うところ。
 これがターボとなると、印象も変わってくる。意外なほどビンビンとエンジンが吹け上がるのだ。NAが女性的だとしたら、ターボはボーイズ。最大過給圧は0.9バールに達し、最近のマイルドターボと比べれば元気さがある。ただし、アクセルオン/オフを繰り返すと、ターボラグが気になることもたしか。これは最近のターボでは珍しい。スポーツ性を期待するなら、ターボのなかでもRS。フロントにスタビライザーを装着したことにより、サスをファインチューン。それだけに、フットワークの剛性感が高まっている。が、タイヤが155/65R14と、ほかのモデルと変わらないため、スポーツ性が格段にアップするというわけでもない。そこにターボとの性格上のアンバランスを感じてしまう。

(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
▲やたらと広い後席に座ると、タントの特徴に魅了されてしまう。セパレートのシートは、スライド量が大きくアレンジは多彩。使い勝手は抜群。 ▲前席は、ベンチタイプのセパレートで、カップルにはもってこい。タッチはソフトめだが、ポジションとサポート性はいまひとつといえる。 ▲大きなセンターメーターは、デザインもよくじつに見やすい。スイッチ類ともどもシンプルでいて使いやすいユニバーサルデザインが生かされている。収納場所は豊富。
▲後席を倒せば、室内長は1370mmに達し、荷室容量は最大1407L に。4名乗車時でも516L。 ▲ロングホイールベースで、前後のオーバーハングは超ショート。ガラスエリアの広いトールボーイが、パッケージングの特徴。親近感を覚える。 ▲3気筒12Vターボは、ショートノーズに対応し、エアクリーナー、インタークーラーを専用設計。良−低排出ガス認定。
■タントR 2WD (4AT) 主要諸元
全長×全幅×全高3395×1475×1725mm
ホイールベース2440mm
トレッド前/後1300/1290mm
車両重量890kg
エンジン直3DOHCターボ
総排気量659cc
最高出力64ps/6400rpm
最大トルク10.5kgm/3200rpm
10・15モード燃費17.6km/L
サスペンション前/後ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後155/65R14
■全国メーカー希望小売価格 (単位=万円)
99.8 (108.8)
113.0 (122.0)
Xリミテッド 119.8 (128.8)
123.0 (134.0)
RS 135.0 (146.0)
※( )内は4WD
見積


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