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【コラム】クルマにさわって技術にふれて、自動車エンジニアを目指せ

9/07(日) 01:54

日本の基幹産業と言われる自動車産業。しかし、若者のクルマ離れが進んでいる。この現象は買う側だけでなく、作り手の側にも起きているのが現状だ。しかし、技術職を目指す子供たちが少なくなってきていることは、技術大国である日本にとっては大きな問題となる。

自動車にかかわる研究者、技術者、学生などで構成される自動車技術会では、こうした状況を改善するため、小学生を対象としたイベント「キッズエンジニア2008」を企画。8月上旬に神奈川県みなとみらいのパシフィコ横浜で開催した。これは、自動車技術会に所属する会員企業がそれぞれ得意の分野で、教室プログラムや展示プログラムを展開し、夏休み期間中の小学生にモノ造りの楽しさを知ってもらおうというイベントだ。

プログラムはじつに多様で、シートベルトの安全性など交通安全にかかわることから、実物のエンジンを分解して組み立てる技術的なもの、さらには消防車やパトカーの展示などもあった。

今の時代を感じさせてくれたのが、トヨタの「モーターも発電機になる、ハイブリッドカーのしくみを知ろう!」という教室プログラム。モーターと発電機の基本構造が同じことをわかりやすく教えるプログラムだ。また、日立製作所はモーターとバッテリーを自作するプログラムを見せてくれた。

エンジン技術だけでなく、こうした電気技術が展示・体験できるのはまさに現代の自動車業界を反映していると言える。開催された2日間で、5000名を超える来場者を集めた今回のイベント。近い将来今回の来場者が、あっと驚くようなクルマを開発し、私たちに見せてくれるかもしれない。

(諸星陽一)
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