「屋根」と言えばサンルーフ、「革」と言えばレザーシート。中古車にまつわる、いわゆるひとつのギョーカイ用語です。なんでこんな言葉が生まれたかと言えば、どちらも中古車物件において、価格を左右する装備の代表的なものだから。どちらも、新車をオーダーするときに注文していないと装着できないことがほとんどだから、装備しているクルマは、そうでないものよりも価値が高いとされたわけ。「あのお店にCクラスのイイのが出てたよ。低走行で屋根革付き」……ってな感じですね。
最近でこそコンパクトカーでもレザーシートが装備されるケースも増えてきましたが、基本的にレザーシートは高級車のためのもの。だから、「革」は憧れの存在だっていう人、結構多いのではないでしょうか。
そんな人々の夢をかなえてくれるお店のひとつが、今回取材したイズ・ミーです。「あらゆる車両のシート革張替えを、1台1台ハンドメイドで提供致しております」という同店は、30年ものキャリアを持つ老舗で、過去にほぼすべての欧州ブランドの車両を手がけた実績があるというから驚かされる。その腕前をたよって、ディーラーやショップといったプロからの依頼も多いというから、知らない間にイズ・ミー製のシートに座ったことがあるかも!?
シートの張替えというと、特別なことのように感じるかもしれないけど、お客さんの多くがクルマを購入する際に同時に注文を出してくるのだとか。気に入ったクルマのシートがファブリックだったりとか、違う色にしたいからというのがその理由。クルマの購入時に頼めば支払い的にも一括できるし、なにより「自分のクルマ」としての気分が違う。
写真は先代ミニのクーパーSを張替えたもの。純正シートをベースにしながらも、シートのパターンをオリジナルのものに変更。表皮にはぜいたくにもナッパレザーを使用した。これは、イズ・ミーが用意するミニ用プログラムのなかのハイグレードラインで、コントラストカラーのパイピングが、クラシカルで大人っぽい印象。このほかにも、鮮やかな色合いを採用するポップでスポーティなラインも企画しているそうです。
BMWには「BMW INDIVIDUAL(インディビジュアル)」という車両の内外装やオプション装備などを特別注文できるプログラムがあります。これは、ドイツのBMW M社が行っているもので、カタログにある組み合わせでは満足できないユーザーのための特注システム。
M社に1台まるごと特注するのは簡単なことではありませんが、イズ・ミーでのシート張替えならば、だいたい新車のオプション価格と同じくらいのコストから実現可能。ホームページの実例集は見ているだけでワクワクします。
シートから始める自分だけのミニ・インディビジュアル。手の届く贅沢として、覚えておいてきっと損はないと思いますよ。
●SHOP DATA
iS.ME(イズ・ミー)
http://www.isme.co.jp/
電話:03-3468-6501
東京都渋谷区上原 2-47-18
【地図】http://www.goo-net.com/map/index.php?lon=E139.41.8.2&lat=N35.39.52.5
「自分好みの可能性」をコンセプトにする、インテリアの専門チューナー。前身から数えて30年の歴史を重ねるシート革張替えの老舗であり、オリジナルデモカーの製作・発表を通じて、つねに新しい提案を続けている。
(GooWorld編集部)




