富士重工業は、登録自動車の平均燃費を、2014年までに40%改善する目標を掲げ、4月4日に発表した。
同社は、この目標を定めるにあたって、具体的には次のような対策を示した。まず、近々登場が噂される次期モデルのレガシィにアイドリングストップ機能が搭載するほか、車体やエンジンなどにも、燃費改善の新技術を投入する。
また、2008年内に、ディーゼルエンジン搭載車の投入を試みる予定だ。ガソリン車に比べて、CO2排出量を25%以上削減するとされており、3月のジュネーブショーでもディーゼルのボクサーエンジンを発表したばかり。
さらに、10%ほど燃費向上効果があるというCVT(無段変速機)を新開発し、2009年から随時搭載するという。そして2010年には、20年ぶりに水平対向エンジンを全面改良し、燃費の改善と高性能を両立させる計画だ。
国が定めている2015年度の国内燃費基準では、2010年度基準に対し、平均29.2%の改善が要求される。今回の目標では、それよりも1年前倒しのうえ、さらに、数値を10%ほど上乗せして設定しており、目標達成に並々ならぬ意欲をみせている。
これまでの同社は、「レガシィ」や「インプレッサ」などのターボ車がイメージリーダーであり、主力商品でもあるが、ターボ車はスポーティな走りと引き換えに、燃費が犠牲になっている面があった。
しかし、現行レガシィでは先代モデルに比べて、かなり燃費が改善されているなど、すでに環境性能の改善にも力を入れ始めている。
(Goo-net編集部 菅乃廣)



