日産は、1月24日、関連会社であるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(通称・ニスモ)で扱うNISMOブランドのチューニング部品事業の一部を、自社に移管したと発表した。
移管されたのは、一般消費者へ向けたライトチューン部品に関する事業。
ターゲットの幅が広いライトチューンの分野は、全国にある日産の販売店が営業面で有利になるほか、現場で顧客のニーズをいち早くキャッチし、それにあわせた商品開発ができるメリットがある。
サーキット走行を前提としたチューニングや、より走行性能を高める部品及び特装部品(いわゆるヘビーチューン)は、これまで通りニスモが取り扱う。ヘビーチューンの分野では、モータースポーツで培った専門性が要求され、ニスモは得意分野に経営資源を集中できる。
チューニングに関して、かつて国内メーカーは消極的だったが、新車の販売が伸び悩む中、次第に考え方を軟化させてきた経緯がある。今回の事業移管で、日産は、ライトチューン部品の投入により、売り上げアップの起爆剤として期待をよせているようだ。
近々、ティーダがマイナーチェンジされるが、早速、NISMOブランドの商品展開として、ティーダをドレスアップし、「NISMO S-tune」として販売する見込み。今後も、NISMOブランドを装着した車種を増やしていく方針で、海外市場へも投入していく計画だ。
なお、過去には2006年10月にNISUMOブランドのグッズ事業の全業務がニスモから日産に移管された経緯がある。
(Goo-net編集部 菅乃廣)



