日産は12月17日、飲酒運転根絶に向け、北九州市の産業医科大学産業保健学部と共同で研究することを発表した。飲酒によって、体内のアルコールが、人間の生理・心理・行動にどう影響するかを調査する。
この研究を通して、飲酒運転による操作・判断ミスのメカニズムを解明し、操作の乱れを早く正確に検出する技術の向上を狙う。同研究には、財団法人北九州産業学術推進機構から研究費の助成金が支払われる。
同社は、これまで飲酒運転を防止する機能の開発に取り組んでおり、飲酒運転防止コンセプトカーを使ってドライバーの体内から発散するアルコールを検出したり、居眠り状態や運転のふらつきを認知する手段についての研究開発を進めているという。今回の発表はこれらと組み合わせて、飲酒に起因した運転操作の乱れを検出する技術の高精度化につなげていく方針だ。
なお、同社では、日産車に関係する死亡・重傷者数を1995年比で半減させるという目標を掲げている。飲酒運転に関しても、07年7月よりドライバーの呼気中のアルコール濃度を検出し、それが規定値を超える場合にはエンジンを始動できないようにする装置についても、トライアルを行っている。
(Goo-net編集部 橋本寛樹)






