今、私たちを取り巻く環境が大きく変化しています。豊かな時代の到来と引き替えに、産業や経済が大きく発展した社会は副産物をも作り出しました。数十年前から地球環境の危機が専門家たちによって叫ばれていましたが、ここ数年、季節感のズレや温暖化の実情を目の当たりにして、私たちひとりひとりが地球と共存していく意識を持つことが、もはや常識となりました。
なかでも、地球温暖化や酸性雨の原因として、クルマの排ガスが問題視されています。これまでも各国で法律的に排ガスの規制をしてきましたが、これらは年々厳しくなるいっぽう。かぎられた資源となる石油についても、40年後には底をつくとも言われています。こうした状況のなかで、クルマを取り巻く環境は、将来的にどうなってしまうのでしょうか?
そこで、近ごろ注目されているのがエコカーの存在です。エコカーとは、CO2やNOxといった大気汚染物質の排出量が少ないクルマのこと。環境技術では世界一といわれる日本では、ハイブリッドカーのプリウスが平成9年に世界に先駆けて市販化されています。発売当初は、どこか実験車的な雰囲気でニッチな存在でしたが、10年たった今では、世界中のセレブから一般家庭のお父さんまで、数多くのユーザーに受け入れられるクルマとなりました。
エンジンと電気モーターを組み合わせて走るハイブリッドカー。停車時はアイドリングをストップ、負荷の大きい発進時はモーターが担当し、速度が上がるとエンジン始動という流れで走ります。電気とはいえ充電の必要はなく、減速時にモーターを発電機として作動させ、運動エネルギーを電気に変えてバッテリーに回収する自給自足できるクルマです。
水素を燃料として空気中の酸素と反応させて電気を発生、その電力で走るのが燃料電池車。酸素と水素の化合物は水なので、排出するのは水だけ。電気自動車がバッテリーに電気を蓄えるのと違って、燃料電池車は電気を発電させるシステム。けれど、そのシステムはまだまだ高価で、水素を安全に供給するステーションなどのインフラの整備も課題です。
電気モーターで走るので、CO2やNOxは排出されないうえに、エンジンと違って振動がないからとても静か。モーターを回す電力は主に充電によって蓄えられ、風力発電やソーラー発電も取り入れられています。航続可能距離は現時点で200q程度。バッテリーは重量があるため、軽量なクルマに搭載されることが多いようです。
日本では黒いススのイメージが強く、ディーゼルは環境に悪いものとされる風潮に。けれど、熱効率がよいディーゼルエンジンは、排ガスのクリーン化技術が進歩したこともあり、動力性能に優れていると評価されています。ガソリンよりも燃費がよいのも特徴。ヨーロッパで普及率が高く、近年は世界各国に広がっています。
またの名をバイオ・フューエルとも言い、トウモロコシやサトウキビ、稲藁などの植物から作り出されるアルコール燃料のこと。石油と同じように燃焼するときにCO2を排出しますが、植物由来の原料だから放っておいてもバクテリアが分解してCO2を発生するのと同じとして、自然環境における循環の一種として考えられています。
第1位 35.5km/L
トヨタ・プリウスS
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第1位 27.0km/L
ダイハツ・ミラ Xリミテッドスマードライブパッケージ
第1位 24.5km/L
トヨタ・ヴィッツ Fインテリジェントパッケージ(1L)
第1位 19.8km/L
日産・マーチ 15G
第1位 19.2km/L
日産・キューブキュービック 15RX
第1位 15.0km/L
マツダ・プレマシー 20Z
第1位 19.4km/L
日産・ティーダラティオ 1.5G
日産・ウイングロード 15RXエアロ