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北海道で9月30日〜10月2日に行われた
2005年FIA世界ラリー選手権・WRCでのワンシーン
世界トップレベルの走りが間近で見れるイベント
今年はこのレポートで存在を知り
来年の観戦を目指そう! |
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穏やかな風景が広がる丘陵地を目にもとまらぬ速さで駆け抜ける……。また、日ごろは一般車が走り、人々が行き交う市街地に突然現れるWRカー。ジュニア、グループNといった市販車改造クラスも交えて、100台以上のラリーカーが公道を走るWRC。なかでも頂点のWRカーは別格の迫力だ。
現在、WRカーを走らせているチームは三菱とスバル、プジョー、シトロエン、フォード、そしてチェコのメーカー、シュコダで、その6チームは完全なワークス。メーカーの威信をかけて走る。メーカーがチームのすべてを動かすのだ。
先日、F1でホンダが正式にB・A・R Hondaというチームを完ぺきに子会社化して、純ワークスチームとして来期を戦うと発表されたが、F1でさえ、純メーカーワークスはトヨタ、フェラーリ、ルノーのみ。ほかは車体を作り走らせるコンストラクターとエンジン供給をする自動車メーカーというつながりだ。
この違いは大きい。たとえば、レースの勝敗はこれまでならB・A・R Hondaの結果として報道されていたが、これからはホンダが勝った、負けたとなる。
F1以上に、WRCでの活躍は、とくに欧州では圧倒的な販売効果の向上につながると言われている。実際間違いないだろう。国内でもインプレッサやランサーエボリューションのラリーカーのカッコよさに憧れてそのモデルを購入する人も数多くいる。ただ、WRCの主戦場の多くはヨーロッパで歴史も長い。年に一度、各国で開催されるラリーの認知度は極めて高く、ステイタスも考えてみれば当然だ。
そんな戦いが日本でも年に1度繰り広げられている。先日のラリージャパン、北海道十勝近郊で行われたWRC第13戦。
今年でやっと2年目。日本ではまだまだ知られていない、ガチンコ勝負の世界戦ラリーが開催されているわけだ。本来ヨーロッパあたりまで行かなければ見られない生の走りが国内で見られるのなら、と駆けつけた約5万人の観客で盛り上がったのだ。
とくに今年はシトロエンのローブがワールドチャンピオンのタイトルをここで決めたり、昨年のここでの勝者で、今年は最終日の午後までトップを走っていたスバルのソルベルグが、コースにあった岩にヒットしてリタイアしたりと大波乱。戻った彼は号泣していたそうだ。
豪快な走りも見られれば、競技としての駆け引きや複雑な展開、そしてドラマもある。世界のトップを走るドライバー、チーム、マシンの技量の凄さ、知れば知るほどに世界のレベルを感じることができるイベントはほかにそうない。 |
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