カーライフ萬研究所 DX 中古車市場で高値安定のスズキ・ジムニー。その人気の秘密を見た!【コアなクルマ遊び・トイカーを楽しむ】
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中古車市場で高値安定のスズキ・ジムニー。その人気の秘密を見た!
【コアなクルマ遊び・トイカーを楽しむ】
10年落ちだろうが10万km走っていようが、中古車価格は
いっこうに落ちる気配がない……。そんなサプライズな中古車相場をキープするのが、軽自動車唯で数少ないSUVスズキ・ジムニーだ。ここまで人を惹きつける人気の秘密とは!?
スズキ ジムニー 10年落ちの中古車……といったら、普通は新車価格の半分以下、いやいや、もはや値段のつかないクルマのほうが多いかも。ところが「ジムニー」の場合、値落ちはごくごく小さいし、ヘタしたら新車価格を上まわることもある。つまりそれだけ市場での人気が高い、ということなのだが、さてその理由とは?
 疑問に思っていたそんなおり、ジムニーのアフターパーツの老舗「アピオ」が、なんと横浜・赤レンガ倉庫でイベントを開催するという。こりゃあ出かけてみるしかない!
 イベントが行われたのは4月8・9日(土、日)の両日。もちろん、休日の「ヨコハマ」はカップルや家族連れ、友達同士のグループで大にぎわい。その赤レンガ倉庫前の広場には、新車やアピオのコンプリートカー、そしてヒストリックカーまで、13台のジムニーがズラリと並ぶ。
 で、ジムニーたちには、黒山の(とまではいかないけれど)かなりの人だかりが! 話を聞いた女のコは、なんだかカワイかったからのぞいてみたんだって。うーん、これがジムニー人気の秘密なのかも?
スズキ ジムニー 春の休日、天気は上々で、人出はかなり多かった。居並ぶジムニーに、思わず引きつけられちゃう人々も……。 スズキ ジムニー 「なかはどうなっているの?」ふだんは見られないジムニーのすべてを目の当たりにできる、貴重な機会だったのだ。
スズキ ジムニー ちょっと古めのジムニー(平成2〜7年生産のJA11型)も、アピオ流のカスタムでカッコよくなる! スズキ ジムニー ヒストリックジムニーに乗ることもできた(走らせられないけれど)。赤レンガバックの記念撮影で、いい思い出に。
ジムニーに見るコアな楽しみ方
今回のイベントを取材してみて、いくつか解けたナゾがある
そう、ただの軽自動車じゃない
人生を豊かにしてくれる相棒だったのだ、ジムニーって!
POINT1 楽しみ方に応じた
チューニングがある
 今回、アピオは現行型ジムニー(JB23W型)を4台、会場に並べていたが、1台ずつ異なるモディファイを施していた。サスペンションだけ変更して車高をちょっと上げたもの、それにプラスして前後バンパーを交換し、よりオフロードに踏み込みやすい仕様としたもの、そしてシートをレカロ製に交換したりロールバーを組み込んだ究極のスポーツ・ジムニー……。そう、ノーマルのままで乗るのもいいけれど、自分の楽しみ方に応じて、いろいろなモディファイができるのも、ジムニーの魅力なのだ。ちなみにアピオ以外のショップでもジムニーのパーツはじつに豊富。選びがいがある。 スズキ ジムニー
スズキ ジムニー スズキ ジムニー アピオの手によって究極のオフロード・スポーツカーに仕上げられた。足まわりも丸ごと改造済み。
足まわりの改造と前後バンパーをショートカットタイプにした仕様。これがアピオのいちばんの売れ線。 スズキ ジムニー
POINT2 クラシック・ジムニーを
慈しみ愛でる
 会場でもっとも注目を集めていたのがヒストリックなジムニーたち。30年近く前に生産されていたモデルもあり、年輩の方は昔を懐かしむように、若い人や子供たちはまるで見慣れない新車を見るような目で見て、そして実際に触れていたのだった。もちろん展示車は、ナンバー付きで実走も可能。そんな耐久性の高さが、SUVとしてのジムニーらしさだ。
スズキ ジムニー 昭和51〜56年まで生産されていたSJ10型。360ccの2サイクルエンジン(!)を搭載。もちろん今なお現役だ。 スズキ ジムニー 日本にはなかった仕様のピックアップ。LJ81型といい、オーストラリアから廃車状態だったものを運んでレストアされた。
POINT3 カエルの子はカエル?
親子2代で和気アイアイ
 会場を訪れた人を観察していると、たまたま通りがかった人だけでなく、このイベント目当てで訪れた人も多かったよう。微笑ましかったのは家族で来場し、お子さんといっしょに足まわりまで潜ってのぞいているお父さんたち。ジムニーの人気は、あの子たちがオトナになるまで続くのかな? もちろん、イベント後はヨコハマで遊んで、お母さんも納得。
スズキ ジムニー 父「ほら、あのパーツが見えるだろう」。子「へぇ、ああやって車高を上げてるんだ」。父子の実際の会話。 スズキ ジムニー 免許を持たない子供まで夢中にさせてしまうジムニー。この身近な感覚、オモチャ感覚にも惹かれるのだ。
今号のチェックポイント
趣味性だけを追求するカーライフもある?
ファーストカーなきセカンドカーみたいな
クルマの楽しみ方もある!

 ジムニーは単に「アシ」となる軽自動車じゃない。ドレスアップやチューニングを楽しめる素材、もちろんノーマルのままでも頼もしいアウトドア・トランスポーターとしての実力を存分に発揮してくれる。そう、もはや人生を豊かにしてくれる「相棒」そのものなのだ。それでいて維持費は安いし……1家に1台、あってもいいクルマなのだ。

スズキ ジムニー
TEXT:高坂義信 PHOTO:犬塚直樹 (問)アピオ TEL:0467-78-1182
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