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トラブる前に読め!【購入・契約相談室】
購入契約時の
トラブルの責任は
どちらにある?
ニュース番組で社会的地位のあるヒトたちが、責任のなすり合いをしているのを見て「みっともないな〜」と思ったことありませんか?クルマの購入でそんなことにならないように、自分のやるべきことをしましょうね!
 言った、言わないでケンカになること、よくあります。気心の知れた友達同士でふざけ合っているうちならいいけれど、オトナ同士の、それもお金がからんだ話になると、そうもいかなくなります。
 クルマの契約時に、「言った、言わない」の話になったとしたら、これはやっかいなトラブルの始まりです。人と人との話し合いですから、ちょっとしたカン違いや意味を取り違えることはあるもの。でも、そこがポイントなんですね!
 問題は販売店と購入者の基本的な意識の相違だと思います。クルマ販売のプロにしてみると、ありえないような常識外のことを、ボクらは簡単にお願いしているかもしれない。また、クルマの知識を持ちすぎている販売店スタッフからすると、「このクルマの状態はだれだって見ればわかるよな」と考えて、あえて口を出さないなんてこともあるかも。
 クルマの商談は、素人にとってかなり緊張するものです。つねに冷静な判断をしているとは言い切れません。逆に、相手はクルマの販売が仕事。毎日のように商談はあるし、ある意味で油断したりして……。
 では、こんな意識の違いからくるトラブルはどうしたら回避できるのか? 答えは簡単です。クルマの購入契約に関するひとつひとつの事項を、お互いにしっかり確認すること。そして、契約書にない条項については、確実にメモを残すことにつきます。そうすれば、後味の悪い「だれに責任がある!」なんてトラブルは避けることができますよ!
すべての責任は
背後で糸を引いている
キサマにあるッ!
引きまくってます……
電話
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クルマ選びで「まっ、いいか」なんて軽い気持ちは禁物です。
とくに要チェックのポイントははずさないでくださいね!
トラブルケース 1
商談していた担当者が、契約終了後に退職。その人と約束していたパーツの装着や補修がされていないが、どうしたらいいの?
対処方法
契約は販売店と結ぶわけですから、契約の条件であった約束を守る義務が販売店にあります。ただ、メモがあれば問題はおきなかったかも。
 商談をしているときは、販売店のスタッフと1対1の話し合いですが、購入契約は販売店と締結するものです。ですから、この場合の退職したスタッフとかわした約束は、販売店側に守る義務があります。
 ただ、約束したと申し立ててもその場を知らない販売店側にしてみれば、少々うさんくさい話に聞こえてしまうかもしれません。このトラブルを避けるためには、簡単な約束事でもなんらかのメモを残しておくことが大事です。
教訓!
商談のメモを取る意識をしっかり持って話し合いをしよう!
トラブルケース 2
販売店でクルマを自分で確認して購入したが、フロントウインドウに飛び石の跡がたくさんあることにあとで気づいた。これは解約可能?
対処方法
だれでも目視で確認できるようなキズ跡については、あとからクレームをつけるわけにはいきません。販売店に責任は問えません。
 フロントウインドウの飛び石のキズは、だれでも自分の目で確認できるものです。とくに専門的な知識がなくても、わかるようなキズについては言うまでもありません。この場合は、展示場で確認を怠った側に責任があります。
 上記のようなことを回避するためには、展示場で確認をしているときに販売店のスタッフに、クルマの状態についてよく質問してみることが大事です。クルマを見る眼力がないなら、スタッフを質問責めにするくらいのつもりで!
教訓!
クルマ購入時の実車チェックはもっとも重要なポイント「あ、キレイ」じゃダメです!
トラブルケース 3
購入契約の3日後に別の物件を発見。支払いは納車時に現金払いの契約だったので解約を申し出ると、10%の解約金を払えと言う。
対処方法
解約料は販売店に生じる実質的な損害を補償すればよいので、購入代金の10%は法外かも。まずは、その根拠を販売店に確認する。
 値の張る買い物だけに、単純に「ほしい!」気持ちだけで行動できないのがクルマの購入。かといって、自分のほしいクルマに妥協はできないし……。と、上記のようなトラブルが起きてしまうのもわかるような気がします。
 ただ、解約してまでということになると、購入者と販売店の双方に大きな負担となります。とくに販売店が契約締結後すぐに車検取得や整備に着手していると、販売店の損害も大きくなります。品定めはあくまでも慎重に!
教訓!
自分だけの理由での解除は与える損害が小さくても基本的にマナー違反です
トラブルケース 4
買取店でクルマを買い取ってもらったが、翌年の5月に自動車税の請求がきた。これって、だれが支払わなきゃならないの?
対処方法
名義変更の手続きが完了していないと思われます。税務事務所に不服申し立てもできますが、まずは買取店に問い合わせを!
 自動車税は4月1日現在の所有者に請求がきます。名義変更がきちんとされていればこんなトラブルはありえないので、買取店のうっかりミスかもしれません。もちろん、うっかりミスで済まされる問題ではありませんけれど。
 まずは買取店に確認したうえで自動車税を支払い、そのあとで買取店に請求するのがもっともスムーズな解決方法でしょう。また、名義変更等の重要事項の確認はは、お店の連絡を待たずに自分ですることも大事です。
教訓!
名義変更の手続き時期をあらかじめ確認しておくとトラブルは未然に防げます
トラブルケース 5
150万円でクルマを購入したが、乗り始めてみると気に入らない。4日後に買い戻してくれと頼むと、40万円と言う。こんなことってあるか!
対処方法
まずなにより、こうなる前に試乗をするべき。のちのちのトラブルの大きさを考えても、乗り味にシビアな人ならなおさらでしょう。
 まず、どうしても提示された買取価格に納得できなければ、第3者の査定機関である日本自動車査定協会の査定を受けることができます。
 しかし、その前に、購入したばかりのクルマを手放してもいいと言い切るまでに乗り味に敏感な人が、なぜ購入前に試乗をしなかったのでしょうか? 車検付きでなかったなどの理由で試乗できなかったのなら、そのクルマは購入するべきではなかったかも……。じっくりかまえて探しましょう。
教訓!
こだわりたいニーズがあるならとことん追求しましょう購入後のトラブルが防げます
ADVICE
ADVICE
相手がクルマ販売のプロなら
こちらも「購入のプロ」になればいいのだ
今号のひとこと
 クルマについてはシロートかもしれないけれど、「クルマを買うプロ」にはだれでもなれるんです。ポイントは「わからないことをそのままにしないこと」です。たとえば、契約書にならんでいる用語も、知ったかぶりしないでひとつずつ質問してみましょう。そのうえで商談でかわしたパーツの装着や補修のことなどの約束について、どこに記載されているのか確認してみることです。なければ、その場で書き加えてもらうこと! これだけでかなりのトラブルが解消できます。
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