高級リムジンに匹敵する超快適なセカンドシート
今回のLクラスミニバンでは、最新モデルとなるのが新型アルファード&ヴェルファイア(写真はアルファード)。それだけエルグランド&エリシオンを研究しているわけで、アドバンテージは多々ある。
たとえばエンジン。同じ3.5L V6でも、燃費や環境性能にはもっとも優れていたりするわけだ。もちろん走りのパワフルさもまったく不満なし。加速の鋭いフィーリングは、最高出力&最大トルクのスペック的に勝るエリシオンをも上まわるほどだ。高速道路での安定した挙動、パワーの余裕も十分すぎるほど。
そして何よりも、ほかの2車を圧倒しているのが、装備類の豪華さだ。とくに上級グレード・7人乗りの「350G・Lパッケージ」と「350S・Cパッケージ」に標準装備とされるセカンドシート……、これはスゴイのひと言。
エルグランドの最上級グレード「350XL」には"コンフォタブルキャプテンシート"という、まさに飛行機でいうファーストクラス並みの乗り心地のシートが用意されているが、今度のアルファードのそれは、エルグランドを研究し尽くし、超えようという意気込みが伝わってくるものだ。名付けて"エグゼクティブパワーシート"。
その座り心地のよさは、まさにエグゼクティブのためのもの。自分の姿勢に合わせ、すべてが電動で調整可能で、おそらくあらゆるジャンルのクルマを凌駕するものだろう。快適さという点ではレクサス以上、特別にしつらえられたリムジンにも匹敵するといっていい。いわば、これが本当のVIPカー?取材中の編集者が座ってみて、実際、眠りこけてしまったほどだ。
ちなみにシート地は、Lパッケージが本革、Cパッケージがジャカード織物となる。
また両パッケージとも、デュアルパワースライドドアとパワーバックドアが標準装備で、室内へのアクセスもイージー。まるで後席を自分の指定席にしたくなる、そんな気分だ。ただファミリーユーザーとして、奥さんや子供をこのシートに座らせるのは……ちょっともったいない?