乗用車として恥ずかしくないファーストカー的存在感
「女の子向けの間違いじゃない?」と、多くの読者からつっこみが入りそうだが、その要因はサクラピンクメタリックのボディ色。ブラックやシルバー系の渋めのカラーや、ビビッドな原色系カラーを選べば、男もおしゃれに乗りこなすことができる。
iをプッシュする理由は、まずは未来イメージの個性的なスタイリング。ハコっぽい軽が幅を効かすなかで、iは異彩を放つ存在だから、デザインへのこだわりやセンスのよさをアピールするにはもってこいだ。
で、第2の理由はリヤミッドシップの駆動方式。ホンダビートやオートザムAZ-1の前例があるが、「4ドア・4シーターでミッドシップ」というのがじつに面白い。メカオタクでなくとも、独創の技術をつい語りたくなってしまうクルマだ。
そして最後は運転感覚。前輪に荷重をのせるため、ブレーキングを少し残したままターンインするドラテクを身につけると、iは痛快なコーナリングを披露する。ファーストカーとして通用する実用性を備えるのに……走りはミッドシップ。奥深いドライビングをぜひ味わってほしい。