クラウン−不滅の人気セダン

伝統と進化の結晶

13代目クラウン

13代目クラウン

成熟を重ねてきた
クラウンの正常進化

現行のクラウンは、先代モデルとなるゼロクラウンからプラットフォームをキャリーオーバーして製作された。プラットフォームを刷新しなかったのは、ゼロクラウンのプラットフォームが十分に高いポテンシャルを持ち、変更する必然性がなかったからだという。このため、先代モデルのゼロクラウンと現行クラウンのボディサイズはほぼ同一となっている。

現行クラウンは従来どおりのロイヤルサルーン&アスリートに加えて、ハイブリッドを追加。まだマジェスタが加わっていないが、3つの基本シリーズが用意されている。

現行モデルの機械的なプラットフォームは刷新されていないが、電子制御関係システムは大きく進化した。電子制御化が進んだ現代のクルマでは、さまざまな部位の制御のためにコンピュータが使用されている。それらの処理速度を上げたり、コンピュータ同士の通信速度を向上することが実施されたが、これがドライバビリティの向上にひと役買っている。

現行クラウンはまさに正常進化したモデル。ゼロクラウンで得た高い評価を、さらに一段上にシフトすることに成功している。

クラウンロイヤルサルーン

トヨタ クラウンロイヤルサルーン

本流の伝統を色濃く残して
進化を遂げた日本のセダン

ラグジュアリー志向のモデルとして用意されているのが、ロイヤルサルーンシリーズ。搭載されるエンジンは215馬力の2.5Lと、256馬力の3Lの2種。いずれも筒内直接噴射方式のD-4エンジンとなる。組み合わされるミッションは、すべて6AT。

フロントまわりのデザインは、横長でシャープなロアグリルが与えられているのが特徴で、ロイヤルシリーズに求められるエレガントな雰囲気が強調されている。また足もとには、立体感あふれる10本スポークの17インチホイールに215/55R17サイズのタイヤが組み合わされる。

ロイヤルサルーンGのリヤ左側シートは、オットマン付きとなり、極上のリラックス感を得ることができる。

トヨタ クラウンロイヤルサルーン

●ロイヤルのウッドパネルはライトブラウンのみ。ステアリングには多くのスイッチが装着される。

トヨタ クラウンロイヤルサルーン

●シェル(ベージュ)のシートカラーはレザーとファブリックのマテリアル。グレーはファブリックのみ。

トヨタ クラウンロイヤルサルーン

●コンピュータ間の通信を見直すことで性能を強化。電子プラットフォームという概念を導入。

トヨタ クラウンロイヤルサルーン

●ドライバーの状況をモニタリングして、居眠りなどを防止するシステムも採用。

平成20年式ロイヤルサルーンG(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4870×1795×1470o
車両重量 1630s
エンジン V6DOHC
総排気量 2994t
最高出力/最大トルク 256ps/32.0sm
10・15モード燃費 11.8q/L
乗車定員 5名
新車時価格 528.0万円

クラウンアスリート

トヨタ クラウンアスリート

先代ゼロクラウンの正常進化
しなやかな走りをさらに昇華

スポーティな走りのモデルとして人気のアスリートも、継続してラインアップされる。

搭載されるエンジンはロイヤルと同じ215馬力の2.5Lと、ロイヤルには設定されない315馬力の3.5Lの2種。3.5Lエンジンは筒内直接噴射とポート噴射を運転状況に応じて切り替える方式で、高い省燃費性と高出力化の両立に成功している。組み合わされるミッションは、エンジンにかかわらず6ATを採用。

エクステリアの最大特徴はメッシュタイプのグリル。ロイヤルとは一線を画するスポーティな印象が与えられている。ホイールは8スポークの専用18インチで、225/45R18タイヤが組み合わされる。

トヨタ クラウンアスリート

●アスリートシリーズのデザインアイデンティティである、丸形4灯のリヤコンビランプを採用。

トヨタ クラウンアスリート

●アスリートの木目調パネルは黒木目のみ。インパネデザインはかなり立体的な造形となる。

トヨタ クラウンアスリート

●シート地として用意されるのはダークブラウンのレザー&ファブリックと、グレーのファブリックのみ。

トヨタ クラウンアスリート

●効率的なメカニカルレイアウトにより、走りと居住性を高いレベルで両立している。

平成20年式3.5アスリート(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4870×1795×1470o
車両重量 1650s
エンジン V6DOHC
総排気量 3456t
最高出力/最大トルク 315ps/38.4sm
10・15モード燃費 11.8q/L
乗車定員 5名
新車時価格 487.0万円

クラウンハイブリッド

トヨタ クラウンハイブリッド

本格的なハイブリッド機構を得て
環境に優しく、美しく走る

先々代モデルはマイルドハイブリッドという名の簡易ハイブリッドモデルが用意されていたが、現行モデルからは完全にハイブリッドシステムとして構築されたフルハイブリッド車が用意された。

基本的にはレクサスGSのハイブリッドと同様のシステムで、3.5Lのエンジンとモーターを組み合わせ、後輪のみを駆動する。エンジン出力は296馬力、モーター出力は200馬力で、強力な走りが期待できる。

トヨタ クラウンハイブリッド

●トヨタハイブリッドのイメージカラーである、ブルーのアウターレンズが使われたリヤコンビランプ。

トヨタ クラウンハイブリッド

●シートカラーはグレー&シェルのファブリックと、ダークブラウンのレザーが用意される。

トヨタ クラウンハイブリッド

●メーターパネルはすべての情報を液晶パネルに表示するファイングラフィックメーターを世界初採用。

トヨタ クラウンハイブリッド

●夜間、歩行者を検知すると黄色い枠で表示し、注意をうながすナイトビューを採用。より安全性の高いドライブを実現している。

平成20年式ハイブリッド(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4870×1795×1470o
車両重量 1840s
エンジン V6DOHC
総排気量 3456t
最高出力/最大トルク 296ps/37.5sm
モーター出力/トルク 200ps/28.0sm
10・15モード燃費 15.8q/L
乗車定員 5名
新車価格 619.0万円
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