いまや国産ステーションワゴンの代名詞的存在となったレガシィツーリングワゴン。「レガシィを買っておけば間違いない」と言われるまでになったのにはワケがあるのです。
まず、「レガシィ=スポーティ」という図式が成り立つように、クルマの基本である走りがしっかりしていること。基本的な部分が高いレベルにあるので、スポーティドライブを楽しみたいファンだけでなく、一般的なユーザーにもそのよさが伝わりやすいから、高い安心感を与えてくれるのです。
続いてワゴンとしてのユーティリティ。ワゴン造りには一日の長があるスバルらしく、使いやすさとは何か?というツボを押さえたラゲッジスペースは、ボディサイズ以上の広さや使い勝手のよさを見せてくれます。一度でも使えばその違いがわかるはずです。
そんなレガシィツーリングワゴンを買うならどっちか?今回は走りと実用性をポイントに、熟成が進んだ先代の最終型と、新世代へと突入した現行のマイチェン前を比較してみましょう。
レガシィといえばスポーティな走りに期待が集まります。なので、まずはターボモデルから。パワーはATで260馬力、MTで280馬力と同じですが、ATが4速から5速になっている分、上質感は現行が上。ただし、現行は乗り心地の硬さが気になる場面も。NAモデルは現行の洗練さが光ります。こちらがベストバランスでは?と思えるほど、しなやかでスペック以上のパワフルさも味わえます。もちろん、先代でも十分以上のパフォーマンスですが、現行が一枚上手です。
ラゲッジスペースはサスペンションやタイヤハウスの張り出しが少なく、幅も奥行きもワイド。これがレガシィの美点で、先代も現行も同様です。現行のボディは3ナンバーサイズに大きくなっていますが、これは安全性確保のため。室内の広さ自体には大きな差はありません。となると、差がつくのは……より細部のクオリティです。たとえばインパネ。やはり現行は全体的に質感もデザインもアップしています。毎日乗るとなると、こういった細かいところで差がつくものです。
中古車相場の差は下の表のとおりで、50万円以上の差があります。コンディション面は、全体的に見ると走行距離が5万qの1オーナー物件が多く、期待が持てそうです。が、先代も現行もターボモデルは注意が必要。スポーティなドライブを楽しんだ物件もあるだろうし、チューニングをしている物件もあります。そのあたりは慎重にチェックしたいところです。で、どちらがオススメかというと、価格差は大きいですが現行が200万円以下というのは買い得感が高いのではないでしょうか?