路上での存在感は圧倒的
威風堂々のシルエット
エルグランドの最大の特徴は、その堂々としたスタイルにある。ノーズ全体を覆うかのような大きなグリルと、それに負けない大型のヘッドライト。高速道路を走行中に後ろにつけられると、異様な圧迫感を感じる迫力を持っている。
初代は平成9年にデビュー。当初はキャラバン&ホーミー・エルグランドというネーミングで、SUVのテラノのプラットフォームを使って開発された。現行となる2代目は平成14年に登場。この際に用いられたプラットフォームは、先代エルグランドのものなので、もともとはテラノと考えていい。
ミニバンは走りよりもユーティリティに重きを置いて開発されることが多いクルマだ。だが、エルグランドの造りを見ていると、その根底には走ることをけっして捨てることのない造りをしていることがわかる。
エルグランドはライバルとなるアルファードやエスティマとは異なり、FRの駆動方式を基本としている。また、初代で採用されたディーゼルエンジンを除き、ガソリン系のユニットはすべてV6を採用。また4WDの機構は、R32系スカイラインGT-Rにも採用されているトルクスプリット式を進化させたものだ。
人を大勢乗せることや荷物を積むより、オーナーが乗って走らせることが楽しいクルマ、単なる移動手段ではなく、GTカーのような要素がふんだんに盛りこまれたクルマ……それがエルグランドだ。
現行モデルのラインアップは3.5Lと2.5LのV6エンジン搭載車。どちらにも、FRとトルクスプリット4WDが用意されている。
なかでも人気の高いグレードは、エアロパーツを装着したハイウェイスター。エルグランドの特徴である、いかつく迫力のあるスタイルがより強調され、エルグランドらしさが増したグレードだ。
日産系架装メーカーであるオーテックジャパンの手による、ライダーというスペシャルモデルも高い人気を得ている。 |