SUVに乗る
遊べる 4WDであることを強調した機動性抜群の走破性を持ち、ステージを選ばず行動範囲を広げてくれるSUV。
こんなこともできちゃう!?専用のアフターパーツも豊富で趣味性の高い遊び
ロッククローリングと呼ばれる競技は専用のタイヤも販売されているほどの人気。

 考えられないような荒れ地をも走りきれるオフロード走破力……これが4WD&SUVの大きな魅力であるのは間違いない。もちろん、ニッポンの道路はよく整備されていて、普通にドライブしていれば、デコボコな道なんてありえない。万が一、林道に迷い込んだとしても、ふつうの乗用車でお腹をコスリながら、なんとか走りきれてしまうはずだ。つまり4WDのオフロード性能とは、日常生活ではムダ以外の何者でもなかったりするのだ、よく考えると。

 しかし、それじゃあもったいない。せっかくのオフロード走破性能をムダにせず、なんとか生かすことができないのだろうか? 

 ということで、あえて廃道のようなところに入り込んだり、岩場を上ったり、はたまたドギモを抜かれるような地形で競技を行ったり……というような趣味も存在する。そう、言ってみれば“4WDの機能をオフロード遊びに使ってしまおう”ということだ。

 そんな遊びによく使われるのが、ここで紹介する4WD&SUVだ。究極ともいえる地形を走るからには、やはり相当、オフロード走破性が高くなければならず、また多少改造してやることで、よりいっそうのオフロード戦闘力をゲットできる。そう、車高を上げたり、でっかいタイヤを履かせたり、自分ならではのドレスアップ&チューンが楽しめる。そしてそのためのパーツが数多くリリースされているのも、ここに登場する4WD&SUVたちの魅力なのである。

 ただ、オフ走破性が高い分、トランスポーター性やファミリーユースには、ちょっとキツいのだが。

JEEP
WRANGLER
ラングラー(先代・1996年〜2007年)
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JEEP WRANGLER ラングラー
カタカナ職業にも人気の軍用Jeepの後継
 クロカン4WDのルーツといえばミリタリージープだが、その直系子孫にあたるのがJeep・ラングラーだ。写真の先代の“TJ”は、ショートホイールベースのボディに直6・4Lエンジンを搭載して、強大なトルクでグングン走ってしまう。
 また足まわりも、ホイールストロークが大きく、しかもどんな路面でも踏ん張りが効く前後コイル・リジッド。もはや走れない場所はない?ほどだ。
 現在、日本でも“ロッククローリング”という、クルマによる岩登り競技が開催されていたりするが、もっとも出場車両が多いのがこのTJ。本国アメリカではカスタマイズパーツも多数販売されている。
 乗り込んでみると、各パーツのデザインが国産車にはない昔ながらのテイストではあるけれど、むしろ新鮮に感じたりする。オフを走らずとも、カタカナ職業の人にも人気のオシャレカーでもある。
 いちばんの問題は燃費。どんなにがんばっても省燃費は望めないが、トルクフルな走りがそのガソリン消費量も忘れさせてくれる……かも?
 オフロードへ持ち出さなくても一度は乗ってみたい4×4だ。
中古車ここが要注意!情報
 4Lクラスの自動車税を払いながら、実質上は2人乗り(一応4シーターだが、後席はエマージェンシー的)なので、経済的な余裕はほしい。またATモデルは、後期型は4速になったが、前期型は3速。燃費も4km/Lくらいだ。幌モデルでは5MTも選べる。エンジンは古い設計だが信頼性はある。
中古車市場平均価格
135万円 1997年〜2000年式
スポーツ
JEEP WRANGLER ラングラー JEEP WRANGLER ラングラー JEEP WRANGLER ラングラー JEEP WRANGLER ラングラー
使い方別レーダーチャート
SUZUKI
JIMNY
ジムニー(現行・平成10年〜)
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SUZUKI JIMNY ジムニー
コンパクトボディに本格機能満載
 軽自動車唯一の本格クロカン4WDとして、30年以上もの歴史を持つのがジムニー。現行型は平成10年の軽自動車のサイズ拡大に伴いデビューした、ロングライフ・モデルとなっている。クロカンテイストあふれる幌=オープンモデルは設定されていないが、全車5ナンバーの乗用車登録となり、装備や居住性はそれ以前のモデルに比べグンと向上している。
 ボディサイズはコンパクトだが、フレーム付きのボディを採用しているのが、まずジムニーのジムニーたる理由。サスペンションは前後コイルのリジッド式で、オフロードでの踏ん張りが重視されている。
中古車ここが要注意!情報
 遊べる、ということは、相当オフロードも走ってしまっているはず。できればジムニーでもお母さんの足として乗られていたような物件を選びたい。またエンジンのメインテナンス状態にも注意。軽自動車のエンジンは総じて高回転型なので、ブン回してしまいがち。オイル管理が不可欠、なのだ。
中古車市場平均価格
110万円 平成13年〜15年式
ランドベンチャー
SUZUKI JIMNY ジムニー SUZUKI JIMNY ジムニー
使い方別レーダーチャート
CHRYSLER
CHEROKEE
チェロキー(現行・2001年〜)
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CHRYSLER CHEROKEE チェロキー
Jeepの名に恥じずオフOKの実用車
 初代モデルはスタイリッシュなSUVスタイル、一転、01年に国内デビューした2代目は、ずんぐりとした4WDワゴンに生まれ変わっていた。が、それだけにオフロード走破性能は先代以上。フロントサスペンションはオンロード重視の独立式ながら、長いホイールストロークでオフロードでも確実に路面をグリップ、リヤのリジッド式サスペンションも、それをよくサポートする。4WDシステムは先代同様、2WD、フルタイム4WD、リジッド4WDハイ&ローの、4つのモードを持ち、変化する路面に対応。改造パーツは上の2車に比べ少ないが、JeepのDNAは強い!
中古車ここが要注意!情報
 先代モデルと比べて唯一のウィークポイントが、リヤシートの居住性、そしてラゲッジルームの狭さだ。真四角の先代がそれぞれバツグンだっただけに、その落差は大きい。初期モデルはすでに2度の車検を終えているが、多走行車は駆動系のヘタリや電気系トラブルの有無に注意が必要。
中古車市場平均価格
187万円 2002年〜2003年式
リミテッド
CHRYSLER CHEROKEE チェロキー CHRYSLER CHEROKEE チェロキー
使い方別レーダーチャート
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