ラストに、ボックスタイプミニバンビッグ3の比較をしてみよう。これまで見てきた、運動性能、スペース性、ユーティリティの3要素も加味しての比較だ。
結論を先に言うと、運動性能は各車で異なるが、スペース性では、シートは前後2列いずれかのフラットが可能、荷室アップの方法も基本的には大きく変わるところはない。ユーティリティに関しては、両側スライドドアに加えてパワースライドドアも用意。熟成度はどれも高い。
それじゃ、比較できない、と思うのは早計だ。たとえば、今回取り上げたセレナ・ハイウェイスターにパワースライドドアやパワーバックドアなどのらくらくオプションとナビを加えた仕様は約300万円。新車では多少高いが中古車で探すなら! 同じようなエアロルックのステップワゴンGには HDDナビエアロエディションがあり、ヴォクシーZSにオプションでナビを付けるという手もある。ところが、それら2車にはパワーバックドア(リヤゲート)のオプション設定がないのだ(平成19年10月現在)。もちろん、今後互いにライバルを見据えて、足りない魅力を各モデル補っていくだろう。各車とも完ぺきではないにしろ価格に見合った装備を持つ。
セレナでは、RXやGでもパワーバックドアはオプションがあり、モデルごとで装備をカバーする守備力では今のところセレナが一歩抜きんでていると言え、人気度へも反映している。