ミニバンの命は広さ。このことは昔も今も変わっていない。セレナは、切り立ったサイドサフェースデザインの期待を裏切らない、だだっ広いとも言えるキャビンを提供。大きなウインドウ、不要なときは超コンパクトに収納されるヘッドレストもそれに一役買っている。とにかく空間の利用性と演出は考えられている。
一方で、インテリア全体のセンスはゴージャスに見せようという気配は薄い。合理的なモダンインテリアと言えばよいだろうか。デザインよりも機能性に注目。とくに2列目の多彩なアレンジにそれが際立つ。3列目も、見晴らしがよく横方向も十分、大人が常用しても不満は少ない。が、できればもう少し足もとの縦方向に余裕があれば……2、3列目まわりをどう考えるかがミニバン選びのカギ? セレナを中心にするとそんな考えが浮かぶ。