「スバリスト」という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは熱心なスバルファンを指す言葉。何台トヨタ車を乗り継いでも、だれもその人をトヨテストとは言わないし、熱狂的なホンダファンだってホンダーとは呼ばれない。スバルファンだけが「スバリスト」と呼ばれるのだ。なぜか。やはりスバルというメーカーのキャラクターに根っこがあるのだろう。
現在のスバルのイメージは、なんといってもモータースポーツ、そしてそこからフィードバックされた市販車の走りのよさだ。
10月26〜28日に北海道の帯広一帯で開催されるWRC(世界ラリー選手権)第14戦ラリージャパン。そのトップカテゴリーに現在日本メーカーとして唯一ワークス参戦しているのがスバルだ。WRCは市販車をベースとしたモンスターマシンが走るラリー競技なのだが、スバルはここにインプレッサベースのマシンで参戦している。右と下の写真がそれ。
どうですか? 先代のインプレッサにそっくりでしょ。エンジンも低重心という強みを生かして、スバル自慢の水平対向エンジンが採用されている。そしてここで性能を磨き上げられた水平対向エンジンは、インプレッサ同様、スバルの人気モデルであるレガシィやフォレスターにも搭載されている。こうしてスバルは走りのDNAを市販車へと受け継がせているのだ。そんな姿勢が熱心な「スバリスト」を生み出すゆえんなのだろう。
今回はラリージャパンでの健闘を祈って、スバル車大特集としてみようと思う。