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剛性が確保しやすく、しかも空力特性に優れたボディワーク。そしてそこから生み出される高い操縦性や、ロングツアラーとしての資質、さらには居住性や快適性の高さ。
クルマとしての理想的な機能を突き詰めていくと、「セダン」という形に行き着くとは、自動車メーカーの開発者やジャーナリスト、そしてマニアックなユーザーたちが口々に発する言葉だ。そう、ミニバンだ、ハッチバックだといっても、やはりクルマの基本は「セダン」なのだ。
実際、ここ数年でセダンの販売台数は、また盛り上がりをみせている。ユーザーの中心は、30歳代後半以上の、ちょっとオトナの世代。若いときにはコンパクトハッチやスペシャリティカー、子育て時期はワゴンやミニバンを乗り継ぎ、少し落ち着いた自分の時間を過ごしたい、そんなユーザー像が浮かび上がる。
しかし、ここが重要なのだが、彼らが求めるセダンは、ちょっと四角張った、ありきたりのセダンではない。たとえば同じセダンユーザーでも、“何も考えずセダンを乗り継ぎ、最終的にクラウンに行き着きました……”なんて方々とは一線を画すポリシーを持っているのだ。
キーワードは、ラグジュアリー&スポーティ。ゆったりと自分の時間を過ごすための贅沢な室内空間、そして意のままに操ることのできる、クルマとしての運動性能。この2つを備えていることこそが、今どきの“オトナのセダン”の必須条件。実際、販売台数を延ばしているのも、それを満たしたセダンたちだ。
そして、ラグジュアリー&スポーティなキャラクターを満たしたセダンはプレミアム性が高い、という「公式」も、現在のセダン・マーケットでは成立する。
美しく流麗なスタイリング、上質なギミックに包まれたコンフォータブルな室内空間、さらには先進性あふれるインテリジェンス機能の数々、安全性や環境性能を満たしながら、ダイナミックに展開される走りのパフォーマンス……。セダンにはクルマ造りの原点があるが、プレミアムセダンはその原点から1ステージも2ステージも高い発想から開発されたクルマだろう。魅力満載、今こそ、プレミアムセダンに乗らないで、どうする? |